慶應大学付属の中学校を受けようと思ったとき試験以外に気になるところは体育実技と面接試験です。過去にどのような試験が行われたのか?この記事ではまとめてご紹介したいと思います。
慶應義塾中等部の体育実技試験とは?

まずは、どういったことをやるのか、解説したいと思います。(2019年度入試情報)
所要時間は30分で、次の4種目を行います。
◇シャトルランニング:手前と奥にある四角枠をそれぞれ踏んで戻ります。
◇縄跳び:好きな跳び方と後ろ跳びの2種類をそれぞれ20秒ずつ跳びます。渡されるのは直径1センチ、長さ3センチほどの普通のロープなので、長さを自分で調節して使います。練習時間が20秒間あるのでしっかりと練習をします。
◇キャッチボール:頭上にボールを高く投げ、落ちてくるまでに体の前後で手をたたき、ボールをキャッチします。
◇ジグザグドリブル:コーンの間を男子はサッカーボール、女子はバスケットボールで8の字にドリブルをしながら3往復します。
体操着・運動着(上履き)・着替えを入れる袋を持参します。苦手種目であっても、失敗したとしても一生懸命行うことが大切です。体育の出来不出来はそこまで見られていないということです。体育館では上のほうから見ている先生がいるそうです。
慶應義塾湘南藤沢中等部の体育実技試験とは?

湘南藤沢では、所要時間約10分の間に3つの種目を行います。
◇シャトルランニング:前方に1~3の3個のお手玉があり、スタートから1のお手玉をとり、スタートまで戻って四角のワタに置き、次に2のお手玉をとり、スタートまで戻って四角のワクに置き、3個目も同じように行って終了です。競技タイムは計測されています。
◇上体おこし(腹筋):両腕を交差させて自分の肩に手を置きます。脇をしめて自分の太ももに肘がつくまで体をおこします。足は試験管に抑えてもらいます。20秒で何回出来るかを数えます。
◇立ち幅跳び:1度練習してから本番を行います。
体操着(上下)と運動靴(上履き)・着替えを入れる袋を持参します。いずれも現在使用しているものでよいです。防寒対策用に長袖・長ズボンがよいです。移動中・待機中の防寒用品着用可能です。苦手種目であっても一生懸命やることが大切です。
慶應義塾普通部の体育実技試験とは?

普通部では、所要時間1~2分で連続して色々な種目を行います。種目は毎年のように変わっており、
縄跳び・キャッチボール・ジャンピング・マット運動・シャトルランニングが多く実施されています。過去の種目では、マット運動が最も多く実施されています。(前転・後転・開脚前転など)
縄跳びやキャッチボールは慶應義塾中等部と同じものです。また、ステップだと、ラインを踏まないように前後に10回ステップを踏みます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?どちらにしても、技術が高いところを見るのではなく、所作や取り組み方などを見ているようです。
また、慶應系列の中学受験には面接もありますので、各塾の対策もあるとは思いますが、是非、様々な情報を参考にしてみてください。慶應系列の面接の記事はコチラになります。