早稲田大学高等学院中学部(以下、早高院中学部)でのコロナ対応では、給付金が配られるという情報がありびっくりしました。詳しくは一体どのような内容だったのでしょうか?コロナ対応とともにまとめました。
早高院中学部でのコロナ対応は?
早高院中学部のコロナ禍で休校期間中の勉強の対応では、フェアキャストとMoodleを活用してWeb授業を行っていました。
フェアキャストとは、NTTデータの学校用連絡網システムです。
Moodleは、現在世界230カ国以上、7,000万人以上が利用している世界標準のオープンソースのeラーニングシステムのことです。
早稲田大学では2020年度から「Waseda Moodle」というLMS(授業支援システム:Learning Management System)を導入していて、このMoodleの機能をベースに一部設定を早稲田大学用にカスタマイズしているのですが、これを元に中等部でも利用したと思われます。
また、寄付金の面では驚きです。
コロナ感染症拡大に関する総額5億円の学生緊急支援
を、リリースしました。
おそらく、日本の中学校ではこの早高院中学部だけではないか?と思いますが、内容の1つは
早稲田大学・高等学院(中学部含む)・本条高等学院、芸術学校を含む生徒1人に対して10万円を給付するというものです。
その他には
オンライン授業受講に関する支援
として、経済的に困窮している学生に対してオンライン授業の受講に必要な機器(PC、WiFi機器等)の貸し出し等に関して、独自の支援を準備していました。
これら以外にも、今まであった
既存の奨学金等支援
も、行うとのことです。
なんとも素晴らしいではないでしょうか?
生徒のことを第一に考えて行ってくれている施策と言えます。また、早稲田系列ではありますが、早稲田実業では同じような給付金はなく、独自に緊急特別給付などの制度を設けて寄付を募っていたり、早稲田中学校でも同じリリースはなさそうでした。
同じ早稲田でも対応が違うことも驚きでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍での対応、今後の受験の参考に是非してみてください。未曾有の災害なので、突発的に動ける組織かどうかは今後の教育のカギを握るポイントになると思います。