中学受験を決めてから、勉強時間はどのくらいが適正か?勉強時間がきちんと確保できているのか?保護者の共通の不安だと思います。この記事では、小学校4年生の勉強時間についての塾の先生や保護者の声などを参考にまとめました。
小学4年生の塾の勉強時間と内容は?
大手学習塾の場合、小学校4年生の授業は国語と算数が2時間ずつ、理科と社会の授業が1時間ずつ、というのが一般的です。
あわせると塾の授業時間のみで1週間に6時間になります。
ここに授業の宿題や復習などの時間が入ると1週間に8時間~10時間くらいになるでしょう。
4年生の授業は基礎的な内容が中心です。
ただ、塾の場合は家庭教師などではないので、一人一人しっかりと見てくれるわけではありませんので、授業中にどれだけ集中して学習できるか、そして、宿題をしっかりとこなせるかが大切になってきます。
出された宿題がしっかりと終わるようになれば勉強時間は確保できているという判断になるでしょう。
小学4年生の家庭学習の時間や内容は?
それでは、家庭学習の時間はどのくらいとったらよいでしょうか?
これは中学受験の専門家の本を読み、塾の先生の話を伺っていると、
4年生のうちは塾の生活になれることや毎日勉強をする習慣をつけることを重要視しているため、時間ではないということがわかりました。
ですので、遊びに行くことや習い事をしていても問題はありません。
逆にその時間がストレス発散となり、勉強への前向きな姿勢へ繋がる場合もあります。
実際、最難関校の麻布に合格した保護者の話を聞いていると、試験1か月前までゲームをやっていた、なんていう話が頻繁に出てきました。
また、難関校(偏差値60~65)合格者でも5年生まではスポーツを週に1~2回やらせていた、というご家庭もあります。
まとめますと、こういった意味でも4年生のうちは
・出された宿題は全部やること(勿論わからないところは無くす)
・毎日必ず勉強をする習慣をつけること
が大切だと考えられます。
塾のない日の勉強はどうすればよい?
では、塾がない日の勉強は何をすればよいでしょうか?
勿論、宿題が沢山出ている塾も多いと思います。ですので、
まずは宿題を完璧にすること。
さらに、可能であればプラスして基礎学習をしましょう。
算数なら計算であったり、国語なら音読や漢字や語句の習得が基本となります。
理社などは興味を持つような体験をしてもよいかもしれません。
本や図鑑を見る事や、プラネタリウム、博物館、科学館など、興味をもって楽しめることが今後の勉強に活かされることが考えられます。勿論、動物園・植物園・公園で実験をしてみてもよいです。
まとめ
小学4年生の勉強時間についてまとめました。
保護者としては塾に入ってテストが始まったりすると、点数が取れていない場合などは気が気ではないでしょう。しかし、中学受験は長距離走です。今から机に必死にかじりついていると、勉強が嫌いになってしまう可能性もあります。
まずは、走り続けることが一番大切です!そして、保護者もそうです。お互いハラハラ・イライラしない環境を作りましょう。
今は無理をさせず、安定して走り切れるように準備をすすめてください。
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