コロナ禍で学校説明会もなかなか参加できないご両親へ、様々な学校の情報などを取り上げている本ブログでは、逗子開成中学校の「海洋人間学」と言われる海と山に囲まれた立地をいかして行われる教育活動や校風に関してご紹介したいと思います。
因みに、逗子開成中学校が5~7月に予定していた「オープンキャンパス」・「学校見学会」・「夏休み見学会」・「低学年向け説明会」は、コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、また小学生のみなさんや本校生徒の学校授業スケジュールが変更になったことから、中止しています。
ただ、代替イベントとして、学校紹介等をインターネット配信にて行う企画「オンライン学校説明会」を実施予定です。
詳細が決まり次第、ホームページにてお知らせがあるようなので、是非随時チェックしてみてください。
遠泳1.5キロは毎年全員が泳ぎ切る

逗子開成中学校の海洋人間学で話題となっているのが
「遠泳1.5Km」
です。
中学3年生の7月の本番ではこの距離を毎年全員が泳ぎ切るというので驚きます。
この本番にむけては、
中学1年生・中学2年生の体育の授業は屋外の温水プールで5月から10月まで水泳の練習をします。
当然ですが、泳げる子と泳げない子がいますので、その子供たち別に指導をわけてきめ細やかに指導をしていきます。こういった指導により、
中学1年生の夏休み明けにはほぼ全員が25m泳げるようになるということです!
中学3年生になると、実際に海で泳ぐ練習をします。そして、実習を終えると本番になります。
勿論、先生は生徒をサポートし、なにかあればすぐ駆け付けられるように教員や水泳部の高校生が待機しています。
陸では保護者が炊き出しを行って子供たちの帰りを待ちます。
これらの経験により、
生徒たちは、生徒同士の励ましによる生徒間の友情や、忍耐力など、いつも大きな成長を遂げているということでした。
ヨット製作や操縦も

そして、もう一つ気になる取組は技術・家庭の授業で取り組む
ヨット製作
です。
10月から3月の半年間、各クラスがわかれて、
部品組み立て→部品仕上げ→部品塗装→船体組み立て→船装品取り付け→船体仕上げ・塗装
という作業を進めていきます。
この作業の一番大切なところは、
仲間と協力しながら完成を目指して取り組む
という経験です。
最終的にはヨットは一人1個ずつ操縦することが出来、中学3年生ではレース形式でヨットの操縦を実施することもあります。
まとめ
流石、海に近い学校なので、学校生活にも海が身近に感じられて素敵な学校ですね。
海にあまりなじみがないと実習などに不安を感じるかもしれませんが、学校側としては、準備もしっかりとして、内面の成長を重視した取り組みなので恐れることはないです、とコメントされています。
様々な珍しい取組みに、興味を持たれた方は是非オンライン説明会に参加してみたください。