中学受験をする際に学校を受ける指標にしている偏差値。
2022年度の各塾・模試が出している数値はどのように見ればよいでしょうか?中学受験における偏差値の状況や偏差値についてまとめました。
目次
中学受験・偏差値2022:各塾と模試が出している数字の違い
まず、中学受験の偏差値に関してご説明します。
偏差値とは、
試験を受けた人数の中で全体の平均を50とした場合、自分がどのくらいの位置にいるかを示した数値になります。
高校受験の時の偏差値は、全日本の公立中学生のほとんどが受けているため、
受けている人数の規模が違いますので、平均値が下がる傾向にあります。
高校受験と中学受験の偏差値の違いに関して詳しくは下記記事を参考にしてください。
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中学受験の各塾の偏差値が違うのは
模試を受ける人達や模試の内容
が、違うためです。
例えば主要の塾で偏差値を比べますと
ポイント
SAPIXの出す偏差値は低く、四谷大塚と日能研は同程度、首都模試の偏差値は高い
というのが、共通認識ではないでしょうか。
つまり、SAPIXは試験自体が難しく、他の塾の人達が受けても点数が下がる傾向にあります。
また、首都模試は受ける人数が多く、中学受験をする大多数が受けている試験であり、問題も比較的優しいため偏差値はあがります。
このような偏差値の違いを理解しながら各模試ごとに確認をしてください。
最終的には、偏差値は目安であり、その学校を受ける人同士の戦いになりますので、小学校5年生までは「参考」程度の間隔でよいです。
そのうえで、各塾が出している偏差値2022の数字のサイトをまとめました。
中学受験・偏差値2022:四谷大塚
四谷大塚が出している偏差値はこちらのページになります。
各テスト別の偏差値がページの上部にあり、各テスト終了終わりに2022年度の入試結果の偏差値一覧があります。
https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/deviation_top.php
四谷大塚は様々な塾の子供達が受けている、
「合不合判定テスト」
も実施しているため、現在の受験生に一番近い偏差値を出しているのではないでしょうか。
「中学受験案内」の本にも一覧がありますが、こちらの偏差値を基本にしている塾・学校は多いでしょう。
中学受験・偏差値2022:SAPIX
サピックスの偏差値に関しては、マイページに登録後、各テストの偏差値を見ることが出来るというもので、
Web上では、情報が一部「ヤフー」の情報サイトや「リセマム」のサイトにしか掲載がありませんでした。
女子 https://resemom.jp/pages/sapix/202304/women.html
男子 https://resemom.jp/pages/sapix/202304/men.html
先ほども記載しましたが、SAPIXの偏差値は通常よりも低いです。
それだけ問題が難しいことでも有名です。
SAPIXの偏差値一覧をみたいかたは中学受験ガイドに一覧が掲載されていますので、参考にしてください。
中学受験・偏差値2022:日能研
日能研が出している偏差値はこちらのページになります。
入試結果の偏差値一覧はコチラ
https://www.nichinoken.co.jp/np5/schoolinfo/r4/resultr4.html
各テスト別の偏差値一覧はこちらになります。
https://www.nichinoken.co.jp/np5/schoolinfo/r4/expectr4.html
日能研の偏差値は四谷大塚の偏差値とほぼ変わりません。
ですので、多くの受験生はこちらを参考にしていたりします。
中学受験・偏差値2022:首都模試センター
首都模試センターの偏差値一覧はこちらになります。
https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/
首都模試センターの模試は、塾に行くと案内があり、受験生はほとんど受けたことがあるのではないでしょうか。
ほとんどの受験生が受ける分
偏差値は上がる傾向にあります。
ですので、こちらは中学受験をする人の中での自分の位置を確認するものとなります。
まとめ
中学受験・偏差値2022、各塾・模試が出している数字の違いやサイトをご紹介しました。
偏差値と、一律に言っても、高校と中学の違い、塾や模試の違いなどご理解いただけたら幸いです。
是非参考にしてみてください。
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