四谷大塚が出している80偏差値一覧では偏差値69の超難関校であり、神奈川御三家の1校、聖光学院。
詳しい聖光学院の受験情報と学校紹介の記事を以前に執筆しておりますが
さて、今回は2019年11月開催の学校説明会に参加した内容をもとに人気を考察した記事を執筆しました。山手駅から徒歩7分。駅は本当にコンビニ1つ以外ほぼ何もない駅です。そこから、坂と平坦な道を順々に歩くと山の上にたどり着くと、そこが聖光学院です。とても広い敷地に新しい校舎。これから始まる説明会に胸が躍ります。
吹奏楽部の演奏会でお出迎え
1500名収容できる綺麗な講堂に入ってまず驚いたのが吹奏楽部が演奏していたこと。
早めに着いた人のために待ち時間に演奏でお出迎えという素晴らしい発想でした。HPでの案内には記載がなかったので、知らなかったため凄く驚いたと同時にもう少し早く行ってみたかったと思いました。
生徒がクリスマスコンサートのチラシも配っており、吹奏楽部がとても盛んなことがわかりました。とても上手な演奏で聞きほれてしまいます。あっという間に待ち時間の終了です。
説明会の中で保護者を楽しませてくれる、このような演出が出来ることにとても感動的でした。
校長先生のお話
説明会が始まりましたが、校長先生は舞台上で1時間15分くらい、何の手元資料も見ることなく、パワーポイントのリモコン操作ボタンを持ちながら流暢に説明をしてくださいました。
プレゼンテーションの仕方はまさに
スティーブ・ジョブズさながら!
歩きながら、聞きやすいトーンで。そして、時には面白く。本当に饒舌でした。
お話を伺っていると、校長先生が真剣に学校の取り組みに関わっていること。本気でこの先の日本の将来を担う若者を育てようとしていることが伝わりました。
私学の校長先生が熱心なことはなんとなく感じ取ってはいましたが、ここまでとは思っておらず感銘を受けました。
プレゼンテーションでは主に国際教育の大切さや英語授業の大切さなどを伺いました。英語はマンツーマンの授業やホームスティプログラムも充実しています。そして、卒業するときにはすべての子供が英語でプレゼンテーション出来るくらいにする、というのも凄いと感じました。
また、ボランティア活動を多く行っていて、今回の災害でもこれから福島県か長野県に生徒にボランティアに行ってもらう予定だ、と、仰っていました。
子供たちに本当に大切なことは何か、通常経験できないことを経験させるということです。
その都度その都度に時代に沿った大切なこと。取り入れるべきことを取り入れるという発想がとても柔軟で素晴らしい学校だと思いました。
校長先生のプレゼンテーションは1時間15分くらいありましたが、本当にあっという間でした。
子供たちにプレゼンテーション能力がつきそうなことが想像できる説明会となりました。
ウェブ出願のやり方について
校長先生のお話が終わった後にウェブ出願の説明をレクチャー受けました。
出願の話を細かくインターネットのIDの取り方から説明してくれました。
こういった所にも学校のきめ細やかな気遣いが感じられます。インターネット出願に関して不安に思っているかたも安心したのではないでしょうか。
その後、帰国子女の説明につながり、校内見学を自由にしてよく、終了しました。
学校内の見学、人気の場所は?
校内見学は自由にどこを見ても大丈夫でした!
人気だったのは食堂です。
食堂で何を食べてもよい、ということで、説明会が終わったあとは保護者の皆さんや一緒にいらっしゃったお子様も食堂でご飯を食べていました。
メニューはこんな感じでした。広くて綺麗な食堂です。
そして、至るところに係のような生徒さんがいます。
質問等にも答えてくれるこの生徒さんたちは生徒会か何か?と、思って訪ねると、こちらもボランティアで挙手してこの保護者の説明会のアテンドをしてくれているということでした。
自主性を重んじ、まだ入学していない保護者の説明会にも丁寧に接してくれる、この学校のすばらしさを感じることが出来ました。
職員室は入り口は透明のガラスで、中の先生がいるかいないか、見てから入室が出来る、という校長先生の説明の通り、職員室はクリーンでガラス張りでした。
各クラブ活動が盛んにおこなわれており、校庭では野球やサッカー、体育館ではバスケ部とバトミントン部、中庭ではテニス部が運動をしていました。
至るところにいた生徒さんたちは皆さん楽しそうでとてもよい雰囲気でした。
最後に
全体を通して、とても人気の学校である理由がわかる説明会でした。
これからの日本を引っ張っていくようなリーダーを育てる学校ということを理解できるとても素敵な1日になりました。
受験の参考になれば幸いです。