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私立中学校・志望校の選び方は?子供にあった中学校を選ぶポイント10

中学受験の志望校選びはどのようにしていますか?

自分の子供が6年間充実して過ごせるかどうか、保護者の皆さんもとても真剣にお探しなのではないでしょうか。

しかし、現在首都圏にある私立中学校は300校以上あるため、全部見て回るというのも現実的ではありません。

そのため、どこまで何を軸にして考えたらよいか、迷った際に志望校の決め方をご参考までに、まとめました。

私立中学校・志望校の選び方は?ポイント10

ポイント1:偏差値

まず、私立中学校の志望校の決め方の中で保護者が一番目安にしているのは偏差値ではないでしょうか。

実際に志望校を選択するために、まず一番に学力レベルを図るのに目安になる指針となります

ただ、偏差値だけで決めないのが中学受験です。

その理由が以下、ポイント2~を見ていただけるとよりご理解いただけるでしょう。

ポイント2:付属校か進学校か?進学率もあわせて確認

最近では、入学時の偏差値が例えば平均くらいだとしても、

  • 浪人をせずに大学に進学している
  • 難関大学に入学している割合が高い

という学校もあることを知っているとまた選び方も変わってきます。

2020年度のセンター試験廃止、大学受験が変わる、というのは様々なメディアでも言われています。

そこで、初めての試験を受けるよりは付属校がよい、という判断もあります。大学受験も視野にいれて考えることが必要です。

ポイント3:通う学校をしっかりと調べ、実際見学をする

志望校は必ずとことん調べて実際に学校に行ってみてください。

初めに抱いていた本や雑誌・インターネットの情報ではわからないものを必ず得ることができます。

ライター自身も実際にそうでした!

通っている子供の雰囲気や授業を受ける環境、自然があるか、構内の雰囲気などなど。

文化祭や学校説明会には第1希望~第5希望くらいまでは一度見ることをオススメします。

ポイント4:在校生や職員の様子

在校生や実際に働いている職員の様子をみると、子供が通うイメージがよりわきやすいのではないでしょうか。これはポイント3の通う学校の見学の時にあわせて確認をしておくとよいです

子供たちが本当に楽しそうか、というのは見ているとわかるものです。また、文化祭などに行くと

素の先生や生徒の関係性が垣間見られますので、

説明会ではない時(かしこまっていない状態)に行ってみるのもまた参考になります。

ポイント5:学校の文化や校風

私立の学校は、各校ごとにことなる教育理念や教育方針を掲げています。

例えば、自主性を重んじる学校や、面倒見がよくしっかり勉強を見てくれる学校、いじめに関して防止協定がある学校、国際教育が盛んな学校、部活動に力を入れている学校、 中学受験が終わったらすぐに大学受験の塾へ入らなければならない学校など。

自分の子供はどういった環境なら向いているのか

学校独自の文化にあっているのか、確認しておく必要があります。

ポイント6:男女別々か共学か

男子校・女子高のよさは

異性の目をきにせず、自分らしく過ごせることが出来るという点にあります。

また、共学のよさは、

男女の違いや考え方を学ぶことでお互いを尊重する環境を作ることが出来る点にあります。

これはご両親のご意向もありますが、子供の意向もあるかと思いますので、子供の性格なども考えた上で相談していくとよいでしょう。

男子校と女子校の良さや共学の良さなどを記事にしていますので、あわせて参考にしてください。

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ポイント7:通学時間

選び方の一つに通学時間もいれておくとよいでしょう。

現実的には、2時間以内が望ましいと思われていますが、実際は1時間半でも子供は少し厳しいかもしれません。

私の知り合いのご両親はお子様の学校にあわせて引越をされていました。

これは極端な例ではありますが、実際、首都圏はラッシュもありますので、家族の日々の生活に支障をきたさない範囲で決めていかれるとよいかもしれません。

ポイント8:部活動や施設

今まで子供がやってきたスポーツを続けさせたいため、部活動が強い学校に行くというのも選択肢の一つです。

強い強くないの話ではないのですが、例えば、神奈川県の公立中学校には硬式テニス部はありません。ですから、硬式テニスをやりたい子供は必然的に私立も視野に入れているご両親もいました。

また、そのような施設があるかどうかも大切です。水泳がやりたいけどプールがない学校もあります。

そのほかには、学食がある・ないもポイントが高いです。特に両親ともに働いている場合に、毎日お弁当生活は厳しい場合もあります。一番の要件にはなりませんが、調べておいて損がないでしょう。

ポイント9:国際社会やICTに対する取組

こちらは学校の教育指針につながるものがあります。

例えば国際社会だとすると、帰国子女を積極的に迎え入れていたり、留学プログラムが盛んである、というところです。

現在、日本だけではなく国際的に活躍するためにはそれなりの教育環境にいなければ厳しいところがありますから、重要なポイントの一つとなりうるでしょう。

そして、もう1つがICT環境です。

コロナ禍になったとき、公立と私立で差が出来たのは「ICT」教育でした。また、私立でも導入が遅れた学校とそうではない学校とでも差が出来ました。

パソコンを導入するというハード面だけではなく、パソコンを使いこなし、子供たちへ教えるまでが環境です。

そう考えると、いかに迅速に対応できた学校かは偏差値では測れませんでした。

ポイント10:学校の宗派

私立学校の中には、キリスト教系の学校や仏教系の学校などがあります。それは、宗教的な背景を基盤として作られている学校が存在するからです。

ただ、信者でなければならないわけではありませんので、受験は可能です。

宗教教育は日本ではそこまでなじみ深くはありませんが、国際社会で活躍するためには必須の最低限のたしなみであります。

そういった意味でも、宗教教育を学ぶことにはとても価値があります。

そのあたりも考えてみるとよいかもしれません。

まとめ

私立中学校受験の際の志望校の選び方をまとめました。

迷った際に、自分の家庭ではどこに優先順位を持っていきたいか、など、話し合うポイントとして参考にしていただければ幸いです。

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