この記事では、中学受験直前期に親が子供へどのように接したらやる気を引き出せるか?をまとめました。
また、この時期、保護者自身も不安になってしまうこともあります。そのような場合も、どうやって過ごしたらよいか、カウンセラーの参考文献を元に執筆しました。是非あわせて参考にしてください。
中学受験直前期に子供のやる気を引き出すには?
中学受検直前期の前に、まず大人が知っておきたい大切なことは、まだ子供は12歳であるということです。
これは、生まれてからまだ12年しか経っていないという事実です。
受験勉強をこなしている小学生のお子さんはかなり大人顔負けの口がたつ、生意気な小学生に育っていることでしょう。
ですから、対等に口喧嘩をしていると、ついつい大人に言っているような気持ちになってしまうのです。
ただ、相手はまだ12年しか経っていません。
もちろんですが、大人よりも心が不安定なのです。
例えば、いつもテストで受験校の模試を合格点とっていても、本番の雰囲気にのまれて不合格になってしまう子供も当然沢山います。
ですから、まずは大人が子供はまだ12年しか生まれて立っていないんだということを改めて認識しましょう!
ポイント
- 子供はまだ12歳。大人と同じ扱いをしない!
中学受検直前のやる気を引き出す言葉
中学受験直前の、残りの短い日数はやる気を出してもらって、楽しく勉強して楽しく受験をすることを考えてもらうことが一番です!
そのためには出来る限りポジティブな言葉を使ってお話してください。
それがやる気を引き出すためにとても役立ちます。
例えば、試験がダメだった時には
本番じゃなくてよかったじゃん!間違ったところ見直せばきっと大丈夫だよ
や、
いつも頑張ってるね!
などもよいです。
- 一緒に休憩しよう!
- 受験が終わったら〇〇しよう!
なども、とても効果的です。
子供は思っているより大人の話を聞いていますし、繊細です。
大人同士の会話でもより明るく楽しい会話をするように心がけましょう。
不安でもそのように演じることが子供にとっての安心感、やる気にもつながっていきます!
よく、受験では「母は女優になれ!」と言われますが、そういう行動が安心感に繋がるから長年言われているのでしょう。
また、逆に生まれてから12年しか経っていない子供に毎日のように言っているネガティブな言葉はありませんか?
ネガティブな言葉は受験まではなるべく封印しましょう。子供のやる気を下げる言葉の例はコチラです。
- 勉強をしなさい
- また偏差値が下がったわね
- 〇〇ちゃんみたいに頑張りなさい
- そんなことしていたら落ちるわよ
このようなマイナスな言葉です。
つい口走りそうなセリフ・・・・
ダメだダメだっていうと、自分が本当にダメなのではないか?と、インプットされてしまう危険があります。
これは心理学にもありますが、頭に常にある言葉は現実化するということが多々あります。
ネガティブワードは封印しましょう!
不安な大人のモチベーションはどうすればよい?
では、中学受験直前期に不安なご両親のモチベーションはどうすればよいでしょうか?一番良い方法としては
- 塾の先生を頼る
これが一番の不安解消法です。!
私達にとっては、たった1回(兄弟がいれば2回~3回)の受験ですが、塾の先生にとっては毎年経験しているわけなのです。そのため、一番番両親の不安もわかってくれているのです。
保護者が不安な場合はまずは塾の先生に相談したり話を聞いてもらうのが一番です。
それでスッキリして子供といい距離感が保てるのであれば、どちらにとってもメリットになります。
きっと塾の先生もそれを望んでいるはずです。
次に出来る不安解消法は
- 自分もリフレッシュする
ことです。
頭に受験のことばかりあると両親も気がめいってしまいますので、全く違うことをやる時間を作るとよいです。軽く運動やヨガをやってみたり、買い物をしたり、お友達とお茶をしても構いません。
頭の中から一度スッポリと受験のことを「忘れる」時間を意識的に作ってください。
それがストレスの解消法に必ずなります。
最後に、
- 参考になる本を読むこと
です。
受験本の中にはとても参考になる本が先人の教えにより沢山あります。
こういった本を参考にしていくと、心身の安定にもつながります。
まとめ
中学受験直前に親が出来るやる気がでる対策をまとめました!
やる気をださせるためには、受験直前だけではなく、通常にも使えることは是非行動してみてください!マイナス思考を和らげてくれること間違いなしです!