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中学受験の平均受験校数は?2021年コロナ禍による動向などを分析

2021年1月15日

数年前から一般家庭の間でも普通になってきた「中学受験」ですが、

2020年の未曾有の災害であるコロナの蔓延により、2021年度の入試からは状況が読めなくなってきました。

そんな中、中学受験の平均受験校数はどう変化していくのでしょうか?一人当たりの平均受験校数や受験動向などをまとめました。

中学受験の平均受験校数は?

2021年度、中学受験の平均受験校の数は一人当たりどれくらいでしょうか?

SAPIX(サピックス)小学部 教育情報センター本部長の広野さんのインタビューをしたリセマムのサイトによりますと、

例年では、

  • 1人あたりの平均出願校数は7校、実際に受験するのは5校

といわれていますが、2021年度に関してはコロナの影響で

1人あたりの出願校数が減ると予想されているそうです。

また、受験情報サイト「eduNavi」では、2021年に中学受験をする家庭向けに何校を受験予定かのアンケートを実施したところ、

  • 5校・・・21.5%
  • 3校・・・20.3%
  • 4校・・・19.6%

という結果になりました。

(実施期間:2020年11月10日~12月3日、回答数757)。

eduNaviの情報を見ますと、3校~5校が同じくらいの人数であるということになりますので、今までの中学受験の平均受験校数の傾向である

「7校出願して5校うける」

というスタンスからは減っている傾向にあるかもしれません。

平均受験校数はコロナ禍により変化

先ほど中学受験の平均受験校数がコロナによって減るのではないか、とSAPIX(サピックス)小学部が伝えている理由としては、

  • 1月受験を控える人が実際に増えていること
  • 遠距離通学を敬遠していること
  • 体力を考えて午後入試をやめること

が、挙げられていました。

では、実際に現段階での出願状況はどうでしょうか?

「市進の中学受験情報ナビ」で、昨年度の同日と比べた出願情報を見ていると、

前年同日比で昨年度よりプラスの学校もありますが、全体的にはマイナスの学校のほうが多く見受けられます。

勿論、出願できる日程はWeb出願になってから伸びている学校もありますので、ゆっくり志望校を選んでいるご家庭もいるのでしょうが、

そうだとしても、減少傾向であることは間違いないでしょう。

詳しく全体の出願方法を確認したいかたは、下記の記事を参照にしてください。

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受験校選びにも変化がみられる

更に分析を進めてみると、現段階(1月24日時点)での男子御三家の出願数は

  • 開成 最終昨年対比  98%(微減)  締切
  • 麻布 最終昨年対比  87%(減少)  締切
  • 武蔵 最終昨年対比  97%(微減)  締切

このような結果でした。

9月に開催された御三家の学校長インタビュー「伸びる子の特徴とは?」などはとても興味深いものでしたので、

興味があるかたは下記関連記事を参考にしてみてください。

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また、現在前年同月比で増減率が+の学校ですが、1月15日に更新した時よりかなり変化がありました。

  • 駒場東邦
  • 日大豊山(一日目)
  • 明法(二日目午後)

などが挙げられます。コロナ禍の影響も大きいと思わせます。

また、最近話題であったり新しいことを取り入れている学校に人気が出てきているように感じられます。

因みに、神奈川県では、

  • 聖光学院 前年同日比 1日目-15%、2日目-15% 締切日まで残り9日、11日
  • 栄光学園 最終昨年対比 98%(微減) 締切
  • 浅野 最終昨年対比 98%(微減) 締切
  • 慶應普通部 最終昨年対比 95%(微減) 締切
  • サレジオ学院 締切前年同日比 1日目+16%、2日目+28% 締切日まで残り7日、11日
  • 逗子開成 前年同日比 1日目+-0% 2日目+8% 3日目+17% 締切日まで残り7日、10日、12日

聖光学院は減少、栄光学院と浅野は微減で終了しました。

サレジオ学院、逗子開成などが人気となっています。

安全志向も当然あると思いますが、
コロナ禍にいち早くパソコン学習を取り入れ、授業を開始するなどの
ICT環境に力を入れている学校に注目が集まっていることも事実
でしょう。

女子校では、更に人気が堅調です。御三家はこのような結果です。

  • 桜蔭 最終昨年対比 105%(増加) 締切
  • 雙葉 最終昨年対比 92%(減少) 締切
  • 女子学院 最終昨年対比 91%(減少) 締切

桜蔭以外は減少したものの、ほぼ昨年度と変わらないといってもよいでしょう。

また、現在前年同月比で増減率が+の学校には、

  • 鷗友
  • 大妻多摩
  • 実践女子
  • 女子美大附
  • 東京純心
  • 中村
  • 日大豊山女子
  • 富士見
  • 普連土
  • 山脇
  • フェリス 最終昨年対比 107%(増加) 締切
  • 横浜共立 最終昨年対比 1日目97%、2日目106% 締切

などが挙げられます。

また、慶應・早稲田の付属校に関しては、慶應普通部が微減、早稲田実業が女子昨対88%、男子昨対91%。早大学院が97%と微減で締切。早稲田中学校は昨年対比1日目79%、2日目73%で締切日を迎えました。

コロナ禍で付属校が人気が出るのだろうか、と思っていましたが、そういうわけでもなさそうです。

その他の付属校は現時点では出願校数が増えているところは法政大学(1日目)だけでした

まとめ

中学受験の平均受験校数は2021年受験に関してはコロナ禍の影響もかなり大きく、減少傾向にはありますが、5校~3校くらいということがわかりました。

また、人気の中学校もまた例年とは違った形になってきているようなのでとても興味深いです。

平均受験校数は是非、参考にしてみてください。

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