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私立中学校を受験して通うメリットとは?

中学受験をする人が年々増えています。

2021年の首都圏の私立中学・国立中学入試の総受験者数は昨年より微減の約41,232人でしたが、コロナ禍前までは6年連続増加していました。

コロナ禍により、もっと大幅に減少に転じるかと思いきや、全体は微減で、むしろ応募者数が伸びている学校もありました

首都圏の全小学6年生の数でみると、約6人に1人が中学受験にチャレンジしている結果となります。

この要因としては、今後、実施が決まっている「大学入試改革」や、中学受験を受ける人の年収も変わってきたことなどがあげられます。

この記事では、私立中学校を受験して通うメリットに関してまとめました。

私立中学校に通うメリットとは?

私立中学に行くメリットは色々あげられますが、大きくは下記にまとめられます。

  • 高校受験を回避できて、付属の学校だと大学受験も回避できること
  • 公立中学校より工夫された授業や研修などが受けられること
  • 課外活動に様々な工夫がされていること
  • 学生同士の学力レベルが同じであること
  • 家庭環境が似ていること
  • 校舎や施設が充実していること

では、改めて上記を順番に説明していきたいと思います。

高校受験を回避できて、付属の学校だと大学受験も回避できること

このメリットが一番大きな私立中学校受験を決めるきっかけともなっています。

中学から高校にかけての6年間を分断させずにすきなことをやらせてあげたいという両親の声や、付属の学校だと、大学まで一貫して受験なくスポーツや勉強や趣味などに存分に時間をとれるということがメリットに繋がっているのです。

また、併設大学への進路が保証された上で外部大学を受験するということもできるため、安心して大学受験に望めるというメリットもあります。

公立中学校より私立中学校では工夫された授業や研修が受けられること

これは、学習指導要領が改定されることで、公立中学校では一度ゆとり世代というものを生み出したことがありました。

国の失敗がそのままその世代に反映されることが多分にしてあることは現在のコロナ対策を見ていても感じられることと思います。

私立ではそういった心配はなく、現状維持以上を常に学校側が考えていることは確かです

充実した授業や研修は子供達の情操教育にもつながることでしょう。

課外活動に様々な工夫がされていること

公立中学校では家庭の負担になることから、例外になる以外は中学での海外への修学旅行や語学研修はいけません。

中学段階で海外経験が積めるのは私立ならではと言えます。ただ、現在のコロナ禍ではどのタイミングで海外に行けるかは悩ましいですが。。

それ以外にも、ユニークな教育があるのもの私立ならではです。

聖書、礼法、茶道、弦楽器、園芸などの授業がある学校もあります。様々な教養を身に着けることが出来るのも私立の特権と言えます。

学生同士の学力レベルが同じであること

これは小学校が公立だとよくある話ではなかったでしょうか。

塾にいっている子といっていない子とでは、授業が行っていない子あわせになってしまうので、どうしてもその時間の使い方に差が出来てしまいます。

勿論、人の才能から刺激を受けるのは勉強だけではありませんが、勉強の時間は同じ学力レベルのほうがライバルとして高めあえるものです。

家庭環境が似ていること

家庭環境が似ているというのは、とてもいい意味で家庭が「熱心」であることが挙げられます。

私立の学校へ行く子供というのは、両親からお金も愛も時間もかけられていると言えるでしょう。

それ以外がそうではない、という訳では勿論ありません。公立でも同じような家庭もあります。公立を否定しているのではなく、私立を目指す家庭はそういうご家庭が多い、ということです。

受験をするご家庭は、小学生の間、家族一体となって動くことが多いため、そういえるのです。

塾の日の送り迎え・お弁当・テストの送迎・準備・などなど、両親がやることが本当に沢山あるのです。

そういう意味では家族で覚悟して取り組んだ成果、という風に言えるのではないでしょうか。苦楽を共にしているからこそ、同じ学校の保護者同視の団結感も変わってきます。

校舎や施設が充実していること

最後に、ハード面でいくと、校舎や施設が綺麗であるところが多いことです。

大学のように休憩スペースに自動販売機があったり、学食があったり、楽しいキャンパスライフを過ごすことが出来ることは間違いありません。

こういった設備の設置や立替などは、卒業生や、在校生の資金によって成り立っているため、綺麗な校舎で安全に子供たちが過ごすことが出来ます。

そういった点もメリットの一つとなります。

まとめ

私立中学校のメリットをまとめました。

私立受験を迷われているかたも、あらためて一度選択肢の一つとして受験を考えてみてはいかがでしょうか。

今はコロナ禍で、より公立と私立の差が出てきているように思えます。

実際、公立の中学校よりは私立の中学校のほうが今後のコロナ禍からリスクヘッジして、オンラインの取組を速めている学校も少なくありません。

時代が移り変わっている以上、変化をしていく学校を選ぶことが親にとっても重要になってくると考えられます。

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