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神奈川では中学受験と高校受験どちらを選ぶとよい?大学合格率からの考察。

神奈川県の公立高校は昔から上位校のレベルは変わっていません。ただ、高校受験の方法は昔とは変わり、県内であればどこの高校でも成績のレベルに応じて受けることが出来るようになりました。ただ、県立高校からの名門大学はより厳しいと言えます。そこで、公立高校の大学合格率などから中学受験と高校受験の違いを考察しました。

公立高校の大学合格率

2020年の県立高校上位の大学合格率は下記の表のとおりになっています。

@ママの中学受験情報局

私立中高一貫校(上位層東京神奈川内)の大学合格率は下記になります。(女子の一覧はコチラから)

@ママの中学受験情報局

比べてみますと、神奈川県内の公立高校のうち、大学入試である程度成功できている高校は上位5校くらいと考えてもよいでしょう。神奈川県内の公立高校は240校あるうちの5校です。

それ以下の、オール4レベルの学校だと名門私立(MARCH)に通うのも厳しくなってきます。その差は学校の教育環境の差ともいえるでしょう。

ここで中学受験と高校受験では偏差値が全く違うのがご理解いただけるかもしれません。偏差値の違いに関してはまた別途記事にしたいと思います。

公立中学と私立中学の違いは?

公立中学校と私立中学校の学校自体の違いに注目してみます。

昔は、公立中学校には多種多様な人がいるから公立のほうがよい!とか、私立中学校はお金持ちしかできない!なんていう言葉をよく聞きましたが、では、私立中学校は多種多様な生徒は集まっていないといえるのでしょうか?実際言えるのは

公立中学校の特徴・・・様々な家庭事情の子供が集まる、生活圏が一緒、幼稚園・保育園・小学校が一緒

私立中学校の特徴・・・交通網の発達でこれまで以上に広範囲から生徒が集まっている学校独自の教育理念・文化がある

ということです。私立中学校でも多種多様な子供が集まっているのではないでしょうか。

また、お金持ちしか私立受験は出来ない!というのも、この親の年収の記事ではそんなことはないということがわかるでしょう。

中学受験も一つの選択肢に

神奈川県の公立高校上位校のほとんどが「特色検査実施校※」です。20年前くらいではテストと面接で合格していて、不合格ということがなかった公立学校受験ですが、今は平気で不合格になることがあります。

結論としては、中学受験と高校受験どちらがよいか?というと、家庭の判断によりますので、一概には選ぶことは難しいでしょう。

ただ、もしも、今まで特に経済的理由もなく「近いから」という理由などで公立学校を選んでいた場合は、一度立ち止まって中学受験のことも一つの選択肢として将来のことを考えてみてもよいかもしれません。

※神奈川県の公立高校受験の方法・・・神奈川県の高校入試は、「学力検査」と「面接」を共通の検査として実施します。さらに、「特色検査」を実施する学校もあります。「学力検査」には、すべての学校・学科で、教育委員会の作成する「全県統一問題」(全日制では原則5教科)が用いられます。
また、「特色検査」は、各校の特色ある教育展開を踏まえた選抜の方法として、各高校の特色に応じて総合的な能力や特性をみる検査として実施されます。

※特色検査とは・・・各学校の特色に応じて、教科ごとの学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみる検査です。神奈川県の「特色検査」は「実技検査」または「自己表現検査」が実施されます。

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