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小中学生のパソコン配布はいつから?まだ配られていない理由・配られたのは何故?

2021年3月22日

2020年から2021年にかけて全国の公立小学校・中学校にパソコンが配られています。

まだ届いていない市区町村は配布はいつから?と思って心配されていることでしょう。実際に配布はいつから始まっていたのか、そして配られた理由や使い方など、日本の教育界の改革をまとめました

小中学生のパソコン配布はいつから?

学校教育の現場には、今まさに機械情報技術における大きな転機が訪れようとしています。

文部科学省が立ち上げた「GIGAスクール構想」は、全国の小・中学校の児童全員にPCを無償貸与するという取り組みです。

この施策の前後では、学校授業のあり方ががらりと変わるでしょう。

この構想は2019年に開始し、その準備期限を2023年までの5年としていましたが、折しも新型コロナウイルスの世界的大流行を受け、急遽2021年度中までにと大幅に縮められました。

全国の小・中学校でPCの配布、指導に関する教員側の知識準備、校内ネットワークの整備など、必要な手続きが急ピッチで進められ、おおよそ施策開始の基盤が整ってきました。

ところが、準備開始時点から自治体によって配備状況に大きなばらつきがあり、2021年3月現在、来年度の実働開始を目前にしても、全国の足並みが揃っているとは言い難い状況にあります。

小中学生のパソコン・各都道府県の配布状況

2020年9月時点でのPC配布見込みは、事業者の選定や納品に時間が必要なため、全国の半数以上の自治体が2020年内に完了しないといわれていました。

最も優秀な例、

埼玉県飯能市では、いち早く2020年8月末までに一人一台の配布完了を達成しており、コロナ禍の真っただ中、オンライン環境を活用してほぼ通常に近い授業を実現しています。

神奈川県横須賀市は、2020年3月時点では小学生への配布に消極的でしたが、構想を受けて大きく方針を転換し、翌年の2月には配備を完了、活用開始する快挙を成し遂げています。また、同じ神奈川県では、川崎市で4月から予定されています。

岐阜県岐阜市では9月末までに、東京都調布市では2021年1月に配布を完了しており、試験運転を通して多くの恩恵を受ける反面、様々な課題に直面しています。

小中学生のパソコン配布がまだのところは?

多くの自治体が体制を整える一方で、配備が間に合わなかった学校もありますので、まだ配られていない自治体に関してはとりあえず準備を待つしかなさそうです。

たとえば新潟県では、県内7市町村の全児童への配布が来年度の4~5月にずれ込む見込みとなりました。原因としては、PC端末の需要が高まったために品薄となったため納品が間に合わなかったためとしています

このように、GIGAスクール構想の基盤構築には間に合わなかった事例もあります。

理想は2021年度初めに全国そろって施策を開始することでしたが、現実は計画以前から教育現場のデジタル化に前向きだった自治体を除き、急な前倒しにより無理が生じたり、納品の遅れやインフラの構築に苦慮したりしています。

とはいえ、今配られていないからといって配られないということはないので、安心してください。

パソコン・タブレット端末の使い方

配布される端末には様々な機能が搭載されています。

カメラ機能を使って板書の内容を一瞬で記録したり、学校によってはデジタル教科書を導入してペーパーレスの授業を行っていたりします。

また、インターネット経由で情報を参照することもでき、自宅に帰っても宅内Wi-Fi環境がレンタル提供され、自由に自宅学習に活用することができます。

この機能は有害サイトへのアクセスの懸念という大きな問題を孕んでいますが、フィルタリングソフトを初期導入する等により対策がなされています。

何故パソコンは配られたか?

日本の教育現場は、世界的に見てデジタル化が大きく遅れているとされてきました

そうした事態を打開するために文科省により打ち出されたのが、教育ICT環境整備計画「GIGAスクール構想」というわけです。

こちらは次の記事に詳しく記載していますので、是非あわせてご確認ください。

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まとめ

小中学生のパソコン配布はがいつから始まったのか、また、まだ配られていない理由や配られたのは何故かを解説してきました。

良いことばかりのように思えますが、勿論メリットデメリットなどもあります。

様々な問題が今後も沸き起こってくるでしょうが、日本の教育水準も少しは世界においつくきっかけになってくれればと願うばかりです。

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