中学受験では繰り上げ合格や補欠合格があります。
どこの学校もオープンにしているわけではないのですが、大手学習塾が調べた状況や各塾の合格者発表数の変動によって実際の数字を知ることが出来ます。
このブログでは、調べた情報をお伝えしたていきます。
繰り上げ合格・補欠合格の状況は?
そもそも中学受験の繰り上げ合格は、色々な状況があります。
入試得点順に合格するという訳ではありません。学校によっては複数回受験した人を優先させたり、共学の場合は男女比率を考えて合格を出す場合もあります。もちろん、得点順に合格する学校もあります。
そんな状況の中で、繰り上げ合格と補欠合格の状況を各学校への問合せと各塾の合格者数の変動によってまとめたものを参考に、一部の学校分を作成しましたので、あくまでも一つの目安としてご覧ください。
(※こちらの数字は、全員が進学したという数字ではありません。)
東京都男子校
2020年 | 2019年 | 2018年 | 発表方法 | |
開成 | 81人 | 98人 | 54人 | 電話 |
麻布 | 16人 | 29人 | 10人 | 電話 |
武蔵 | 7人 | 15人 | 11人 | 電話・文書 |
早稲田 | 29人 | 52人 | 34人 | 電話 |
駒東 | 17人 | 12人 | 11人 | 電話 |
海城 | 59人 | 57人 | 51人 | 不明 |
神奈川県男子校
2020年 | 2019年 | 2018年 | 発表方法 | |
聖光学院 | 16人 | 49人 | 9人 | 不明 |
栄光学園 | 13人 | 35人 | 14人 | 電話 |
慶應普通部 | 不明 | 不明 | 12人 | 掲示・HP |
浅野 | 55人 | 51人 | 55人 | 電話 |
サレジオ学院 | 不明 | 14名 | 36名 | 電話 |
繰り上げ合格や補欠合格はいつまでに連絡がくるの?
補欠合格や繰り上がりの連絡に関しては通常
テスト終了から2週間
くらいを目安に連絡がくるようです。
特にどの学校もいつまで、と、明示しているわけではありませんが、各塾の報告状況からみるとそのくらいの日程が通常のようでした。
その際に、電話で連絡がくるところが多いので、
ご両親は必ず電話がとれるように、もしくは留守番電話になるように必ず設定をしてください。
連絡が取れなかった場合、次に回されてしまう可能性もないとは言えませんので、その時期は電話の着信に気を付けるようにしてください。
実際、私の子供が通っていた塾では、前年度に「麻布の補欠合格」の子がいらっしゃったため、各子供達や保護者へ先生から補欠合格の大切さを伝えられていました。
繰り上げ合格人数がわかるサイト
上記で出した数字は各塾の第1次合格発表速報から、最終の合格発表までの差額などで出した数字になりますが、
実際の補欠合格をした人数を公に出しているサイトとしては、
四谷大塚のサイトがあります。
https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/
上記のサイトから、矢印の、「入試結果一覧」を選択します。
その後、調べたい学校を絞り込み検索します。
お目当ての学校へ行ったら、現在の入試状況が選択されているので、右隣のタブである、前年度のタブを開くと、
赤く資格で囲っている部分に、補欠発表の人数が明示されていますので、こちらを参考にしてください。
ただ、2021年・2022年と、更新されていない学校が殆どになっています。
ここ最近では公表されていないのかもしれません。
まとめ
中学受検の補欠合格や繰り上げ合格の数字を見ていると、想像しているよりは多いな?と思うのではないでしょうか。
勿論、通常の試験で点数を取って合格することに越したことはありませんが、補欠合格でも合格は合格です。
期待するほど多くの人数ではありませんが、少しのチャンスはあることを是非覚えておいてください。
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