年中日焼け止めは必要であるとはいえ、夏は特に気になる紫外線。
日本で通常販売されている日焼け止めの中にはお肌に害があり海外では使用禁止となっている成分もあることをご存知でしょうか?
お子様には特に気を付けて塗布したいもの。この記事では安全な日焼け止めをご紹介したいと思います。
オーガニック製の日焼け止めとは?子供にも安全!
冒頭にも述べたように、日本では海外で使用禁止の成分が入っている日焼け止めがドラッグストアなどで販売されています。
日焼け止めは夏だけではなく年中使用したほうがよいものなので、使用時間を考えるとお肌や体によい成分のものを選ぶほうが安心です。
そこで、特に影響を受けやすい子供たちから大人にも使えるオーガニックのUVケアをこの記事ではお勧めしたいと思います。ライター自身も買い換えて使用しているものを中心にご紹介します!
erbaviva ベビースペシャルケア ベビー サンスクリーン
こちらは自然由来の紫外線散乱剤を使用したSPF30、PA+の商品です。(紫外線散乱剤については記事の最後に説明があります。)
ベビーや子供、敏感肌の大人の化粧下地としても使うことが可能です。
オーガニックラベンダーとカモミールのエッセンシャルオイルが配合されているので、ほのかにいい香りがします。勿論、紫外線吸収剤は不使用で、白浮きしないところが人気です!
成分
アロエベラ液汁*、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、酸化亜鉛、ラウリン酸ポリグリセリル−10、ヒマシ油、ステアリン酸ソルビタン、水、水添アビエチン酸メチル、硫酸Mg、ポリアミノプロピルビグアニド、ヒマワリ種子油*、ホホバ種子油*、トコフェロール、オリーブ果実油*、ラベンダー油*、ローマカミツレ花油*(*はオーガニック認証成分です)
購入者の声
子供が生まれてからもう7〜8年、毎年春夏に購入し、母子で使っています♡
以下のオーガニック商品を扱う「cosme kitchen」で販売しています!ご興味があるかたは画像をクリックしてください。
【MammaBaby】ママベビー UV&アウトドアスプレー
1本でUV効果と肌を守る対策が同時にできるオーガニックのアウトドアスプレーです。
ノンケミカル・ノンシリコンで、SPF20 / PA++。
ティーツリー葉油、アオモジ果実油など10成分のナチュラルエッセンシャルオイルからなる爽やかな精油のベールでからだを包み、赤ちゃんの素肌を守ります。
自然由来100%、13の無添加処方で、紫外線吸収剤やシリコンは不使用です。
成分
水、プロパンジオール、ペンチレングリコール、酸化チタン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、オレイン酸ポリグリセリル-10、スクレロチウムガム、シリカ、ヒアルロン酸Na、ティーツリー葉油、アオモジ果実油、チョウジ葉油、ユーカリシトリオドラ油、ニオイテンジクアオイ油、ユーカリ葉油、ラベンダー油、レモングラス油、レモン果皮油、オレンジ油
購入者の声
続けられそうな値段なので買ったみたら大正解でした。
プッシュ直後は白いですが、のばすと透明になります。べたつかないのでしゅっとしたあとすぐスマホも触れます!アルコールフリーだから乾燥もしないです。なにより、目に全くしみないのがお気に入り。香りもすごくいいので、リピート予定です。
以下のオーガニック商品を扱う「cosme kitchen」で販売しています!画像をクリックしてください。
【Wellness PEANUTS】PNナチュラルUVプロテクトクリーム〈LE〉22
スヌーピーの絵柄も可愛い!こちらのアイテム。
シア油、ホホバ種子油といったオーガニック植物オイルやローズマリー葉エキス、タチジャコウソウ花/葉エキスなど4種のオーガニック植物エキスで肌をしっとり整え、滑らかに保ってくれます。
白くなりにくく、赤ちゃん(生後1ヶ月以上)から大人まで使えます。
成分
水、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、酸化チタン、プロパンジオール、ヒマワリ種子油、スクワラン、シア脂*、ベヘニルアルコール、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、セテアリルアルコール、アルミナ、ホホバ種子油*、ダマスクバラ花水*、ビルベリー葉エキス、モモ果実エキス、セージ葉エキス*、タチジャコウソウ花/葉エキス*、ローズマリー葉エキス*、アロエベラ葉エキス、グリチルレチン酸ステアリル、グリセリン、ヤシ脂肪酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、パルミチン酸デキストリン、シリカ、ステアリン酸、キサンタンガム、クエン酸、レブリン酸Na、アニス酸Na、BG、エタノール、レモン果皮油、レモングラス油
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【F organics】UV プロテクトベース SPF33/PA+
エッフェオーガニック(F Organic)の日焼け止めです。
SPF33/PA+++で、99%以上が自然由来原料&7つの無添加(紫外線吸収剤、シリコーン、ミネラルオイル、石油系界面活性剤、パラベン類、合成香料、合成色素)が、特徴です。
天然のミネラルパウダー(天然鉱物:酸化チタン)で紫外線をカットし、専用のクレンジング剤不要で石けんで落とせます。
成分
水、プロパンジオール、ユチャ種子油、スクワラン、マカデミアナッツ脂肪酸エチル、ベヘニルアルコール、ラウリン酸ポリグリセリルー6、グリセリン、パルミチン酸デキストリン、ヤシ脂肪酸ソルビタン、レモン果汁、ウメ果実エキス、チャ葉エキス*、ビルベリー葉エキス*、キュウリ果実エキス*、セージ葉エキス*、ローズマリー葉エキス*、ダマスクバラ花水*、ロサアルバ花水*、ダイズイソフラボン、カッコンエキス、イタドリ根エキス、プエラリアミリフィカ根エキス、アメリカショウマ根エキス、カラトウキ根エキス、ザクロエキス、アカツメクサ花エキス、サリックスニグラ樹皮エキス、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、Bg、トコフェロール、キサンタンガム、リンゴ酸、エタノール、カプリル酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、ユーカリ葉油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、酸化チタン、ラウロイルリシン、マイカ、酸化鉄、ステアリン酸、ステアリン酸Mg、水酸化Al(アルミニウム) *オーガニック植物成分
購入者の声
敏感肌ですがこちらはSPF33と日常使いにちょうど良く、良い香りがして癒されます!毎日使ってます。顔のトーンもアップするのでお気に入りです。
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G&CパーフェクトUVミルク(グリーンティー&カレンデュラ)
こちらは、上記よりも少し強めのSPF50、 PA++++のアイテムになります。
自然由来成分で、真夏のレジャーにも対応する最高レベルの紫外線防止効果を叶えたUVミルクです。
つけ心地はみずみずしく軽やかで、白浮きしないツヤ感のある仕上がりで顔にもボディにも使えます。紫外線吸収剤不使用。レモングラスなどをブレンドしたハーバルの香りが気持ちよいです。
成分
酸化亜鉛、ラウリン酸メチルヘプチル、アロエベラ液汁*、ミリスチン酸メチルヘプチル、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、エリスリトール、ポリヒドロキシステアリン酸、ペンチレングリコール、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、炭酸Ca、タルク、パルミチン酸デキストリン、クランベリー種子油*、ヨーロッパキイチゴ種子油*、トウキンセンカ花エキス*、ツボクサエキス、チャ葉エキス、イタドリ根エキス、アルガニアスピノサ核油*、ヒマワリ種子油*、ホホバ種子油*、エーデルワイス花/葉エキス*、セージ葉エキス*、カミツレ花エキス、カンゾウ根エキス、ローズマリー葉エキス、オウゴン根エキス、グリセリン**、ラウロイルリシン、ミツロウ、レモングラス葉油*、ラベンダー油*、ローズマリー葉油*、ベルガモット果実油*、水、BG、トコフェロール
(*オーガニック成分 **オーガニック成分由来)
購入者の声
日焼け止めが苦手でしたが、心置きなく安心して使用できます。まず、つけ心地がしっとり滑らかで、日焼け止め特有のベタつきは感じませんでした。価格の割に内容量が少ないかな?と思いましたが、少量でも良く伸びますし、持ち運びにちょうどいい大きさなので気に入りました
日焼け止めの指標、SPF/PAとは?紫外線の基礎知識
太陽からの日射しは、波長により
赤外線・可視光線・紫外線
に分けられます。紫外線=UVの中でも波長の長いほうからABCと大別されています。地上において生物に最も有害なものが
- UV-B
で、オゾン層によって大部分が吸収されて残りが地表に到達します。このUV-Bが生物に大きな影響を与えるのです。
また、UV-Aは大気による吸収をあまり受けずに地表に到達します。生物に与える影響はUV-Bと比較すると小さいものですが、影響はあります。
SPFとは?
SPFはSun Protection Factor の略で、紫外線によっておこる急性の炎症を防止する効果の程度を表しています。この炎症はUV-Bによっておこるため、UV-Bの防止効果を表しています。
値が大きいほど防止効果は高くなり、最高値は50です。50を超える製品はSPF50+という表示をされます。
PAとは?
PAとは、Protection grade of UVAの略で、UV-Aの防止効果を表しています。
分類表示 | 意味 |
PA+ | UVA防止効果がある |
PA++ | UVA防止効果がかなりある |
PA+++ | UVA防止効果が非常にある |
PA++++ | UVA防止効果が極めて高い |
日焼け止めを選ぶには、下記の図を一つの参考にするとよいでしょう。
紫外線を防ぐ成分に気を付けて
今まで、SPFとPAで選んでいた人へお伝えしたいのが、日焼け止めに入ってる成分に関してです。特に、最近ハワイや欧州などで使用がNGとなっている化学合成成分を日本ではふつうにお店で扱っているのです。
日焼け止めの成分では主に
- 紫外線散乱剤と紫外線吸収剤
とがあります。そのうち、紫外線散乱剤は刺激が少ない成分です。酸化亜鉛や酸化チタンは肌の表面で紫外線を反射させることで紫外線の影響を防いでくれます。
問題なのは紫外線吸収剤です。こちらは紫外線を吸収してお肌への紫外線の影響を減らしてくれるのですが、これは化学合成された成分で、成分が紫外線と化学反応を起こしてエネルギーに変換されることで紫外線によるダメージを防ぐ、という仕組みになっています。
この化学反応時に発生する熱が肌荒れの原因になります。
肌荒れだけではありません。特に欧州やハワイで使用禁止になった
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチノキサート)・オキシベンゾン(オキシベンゾン-3)
は、白内障や皮膚ガンにつながる環境ホルモン作用があるという調査結果があるのです。
この、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは様々なUVクリームに使われていますので、注意をしてください。(大手メーカーなども使っています。)
厚生労働省の許可が出ているとはいえ、現在の日本の放射能の安全値や農薬の安全値も他国に比べると異常値なので、そこは消費者自身が気を付けなければなりません。
まとめ
オーガニック製の日焼け止めは子供にも安全!おすすめ5選と、紫外線の基礎知識をまとめました。
子供への安全と自分の肌への安全を考えて、是非今後は成分も確認しての購入をオススメしたいと思います。
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