神奈川県最難関校の女子校のうちの一つ、フェリス女学院中学校。四谷大塚による80%偏差値(合格率が80%以上である偏差値)は、65。キリスト教信仰に基づいた伝統校の気になる面接の内容や寄付金など、概要をまとめました。
フェリス中学受験の面接の内容は?
フェリス女学院中学校の試験では、面接があります。参考程度の面接にはなりますので、そこまで準備をしなくても大丈夫かと思いますが、基本的な部分は押さえておいたほうがよいと思われます。
面接は受験生4名ずつのグループ面接になります。面接官は3名で5~10分程度となります。(2019年実績より)
内容としては、
志望理由、フェリス女学院について、入学後の豊富、将来の希望、家庭での教育方針、小学校生活について、小学校での役割、家族での役割、友人について、長所・短所、趣味特技、家族について、得意不得意科目、好きな言葉、好きな楽曲、読みたい本、心に残っている言葉、嬉しかったこと、一生懸命に頑張っていること、大切にしているものやことは、今家での手伝いと今後手伝いたいこと、受験が終わったらやりたいこと、
などとなっています。
参考程度にしては色々聞かれそうな内容がありそうなので、びっくりですね。
日ごろからこれらに関しては考えてまとめておくとよいでしょう。
寄付金や費用は?
フェリス女学院の寄付金に関しては
教育充実資金が任意で 1口10万円で3口以上、維持協力金が任意で1口4万円で4口以上になります。
寄付金に関しての記事はこちらにありますので、参考にしてください。
全体の費用はこちらになります。特別高額というわけではなく、ほかの学校とそこまで遜色はなさそうです。
受験料 | 25,000円 |
入学金 | 300,000円 |
授業料 | 516,000円 |
その他 | 508,400円 |
初年度納入金合計 | 1,324,400円 |
フェリス女学院の今後の予定は?
コロナ禍での対応状況に関しては特に公開情報はありませんでした。
説明会はキャンセルになり、11月開催の説明会は10月にWeb予約となりますが、まだ今後の状況によっては変更の可能性はあるので、要チェックです。また、11月の文化祭もコロナウィルスの影響で非公開となりました。
学校案内は無料で送付してくれますので、こちらページを確認してみてください。
イベントは残念ながら開催中止になってしまいましたが、参考までにご一読ください。
まとめ
フェリス女学院は大学の進路はそのまま内部推薦を使う人よりも外部の大学を目指す人が多い印象です。また、一貫校にしては珍しく2学期制であり、開校以来、日曜日の教会出席を推奨し、土曜日は変わりに休校日とする週5日制です。
毎朝の礼拝から生活が始まり、聖書の授業や修養会への出席なども義務付けられています。豊かな人間性を育てるための宗教教育が根底にある学校になります。
制服もセーラー服で可愛く人気な学校です。細かい規則はなく自由で主体的人間形成を目指した学校になります。
興味がある人は是非一度伝統ある学校へ足を運んでみてください。