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私立中学校の寄付金の相場は?任意でも払わなくてはいけないの?

2019年10月7日

私立中学校を受験する皆さん、見事合格した場合に初年度納入金を払い込みますが、その納入金の中には入学金、年間授業料、施設設備費、社会費、維持費、旅行積立金などが含まれています。

その他にも教材費用、行事費用、制服代金がかかります。

全てをきっちり準備しました!と、思いきやその他にもかかるお金があります。それは寄付金です。この寄付金のことに関して、どういう位置づけなのか、払わなければいけないものなのか調べてみました。

寄付金は払わなければいけないの?

たいてい私立中学校の入学時には寄付金の協力を求められますが、

寄付金は任意になります。

強制することもできませんし、払わなかったことでひどい扱いをしたりえこひいきしたり、されたり、

受験の合格不合格に影響するなんてことは法律に違反することになりますのでありません。

ただ、保護者面接がある学校では寄付の口数を問われる学校もあるという話もあります。

そういった事情も関係しているのでしょうか、私立の小中学校の寄付金は学費の一部という位置づけとして、最低額でも払う家庭が多いようです。

高校生になるとまた払う家庭も減っていくようですが、実際のところはハッキリとしたことはわかりません。

寄付金は何に使っているの?

さて、このように集めた寄付金は主に学校はどういったものに使っているのでしょうか?

よく言われていますのが老朽化した校舎の対策のためです。

最近では、耐震補強工事を必要とされていますので、新校舎建設や旧校舎の改築・増築などが行われています

ただ、学校によっては寄付金の額を使っている用途を教えてくれる学校もあれば、財政状況を開示しない学校もあり、実際、何に使われているかはわからない学校も多数存在するのは事実です。

どの学校が入学時寄付金を募集しているの?

この寄付金ですが、すべての私立中学校が募集しているわけではありません。ここでは、東京都・神奈川県の入学時に寄付金を募集している中学校を一部のみ紹介します。

だいたい10万円~30万円くらいが相場でしょうか。

今後の受験の参考までに、確認してみてください。(記載のない学校は各学校のHPの「入試要項」にほとんどの学校は記載があります。ご確認ください)

東京都男子校(2021年9月更新)

麻布1口1万円・20口以上(4月以降)
海城20万円以上
開成1口10万円・1口又は2口(任意記載あり)
学習院1口10万円・3口以上(任意記載あり)
攻玉社1口10万円・2口以上(ただし、入学の条件には致しません)
駒場東邦30万円以上(任意記載あり)
施設寄付金25万円以上(納入は入学後。任意記載あり)
巣鴨1口10万円・1口以上
高輪1口20万円
武蔵1口10万円・3口以上(入学後お願いがある。任意記載あり)
明治大学付属中野1口5万円・1口以上(2018年)HP上は現在記載なし
立教池袋1口10万円・3口以上(任意記載あり)
早稲田1口10万円・2口以上
早稲田大学高等学院1口10万円・2口以上

神奈川県男子校 (2021年9月更新)

聖光学院30万円(2018年某口コミサイトにて記載あり。実際は不明)
栄光学園HP記載なし
浅野中学校HP記載なし
慶應普通部1口3万円・2口以上
サレジオ学院 HP記載なし
逗子開成1口5千円・1口以上(2018年実績)

東京都共学校 (2021年9月更新)

青山学院1口10万円・2口以上
慶應中等部1口3万円・2口以上
成城学園1口10万円・2口以上
中央大学付属1口5万円・1口以上 (2018年実績)
広尾学園1口10万円・2口以上
明治学院1口10万円・2口以上
明治大学付属中野八王子1口5万円口数金額任意
明治大学付属明治任意
早稲田実業HP記載なし

神奈川県共学校 (2021年9月更新)

青山学院横浜英和1口5万円・2口以上 (2018年実績)
慶應湘南藤沢1口3万円・2口以上 (2018年実績)
中央大学付属横浜任意の金額
桐蔭学園1口14万円・2口以上 (2018年実績)
桐光学園施設拡充寄付金(任意)

東京都女子高 (2021年9月更新)

桜蔭1口10万円・2口以上
吉祥女子1口5万円・1口以上
共立女子1口10万円・2口以上 (2018年実績)
女子学院1口10万円・3口以上 (2018年実績)
白百合学園1口5万円・1口以上(任意記載あり)
雙葉5万円(任意記載あり)
立教女学院1口10万円・3口以上 (2018年実績)

神奈川県女子高

湘南白百合学園1口10万円・3口以上 (2018年実績)
洗足学園1口2万円・1口以上 (2018年実績)
フェリス女学院1口10万円・3口以上 維持協力金1口1万円・4口以上 (2018年実績)

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「入学後」の寄付金は税金の控除になるものもあるので要チェック!

入学時の寄付金には使えませんが、入学後の寄付金は税金の控除になるものがあります。

東京都と神奈川県の例を見てみます。

東京都の条例指定寄付金の中で、

文部科学省所轄学校法人一覧か東京都所轄学校法人一覧よりまず通っている学校を探して

「特定公益増進法人の認定」又は「所得税の税額控除の証明」の認定又は証明を受けているかの確認を各学校法人にお問い合わせしてください。

http://opendata-catalogue.metro.tokyo.jp/dataset/t000005d0000000008

また、神奈川県が条例で指定する個人県民税の寄付金税額控除の対象となる寄付先の一覧表はコチラです。

http://www.pref.kanagawa.jp/zei/kenzei/a001/b001/004.html

もしこれらの対象になっている場合は学校法人より

・「特定公益増進法人である旨の証明書」の写し

・「税額控除に係る証明書」の写し

・寄付金受領書

が送られてきます。

これらを持って、確定申告をすると所得税が戻ってくるのです

寄付金の控除の方法は2通りあるので、有利になるほうを選択するとよいです。

計算方法は詳しくは税務署に行くと丁寧に教えてくれます。

また、これは所得税の控除になりますが、自治体によっては住民税の控除にもなりますので、あわせて市区町村にご確認ください!

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