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私立中高一貫校【私立中学】のコロナ禍の留学事情はどうなってるの?

私立中高一貫校【私立中学】のコロナ禍の留学事情。実際、私立中高一貫校の息子をもつライターとしては気になる状況。そこで、朝日新聞や週刊ダイヤモンドの記事から現在の私立中学の国際教育の状況や、ライターの職場でコロナ禍で留学に行かせたママのお話等をもとにまとめました。

私立中高一貫校【私立中学】のコロナ禍の留学事情

中学受験で私立国立の中学校を目指す多くのご家庭には、ライター自身のように中学・高校でホームステイや短期留学などを期待していたご家庭が多数いらっしゃるのではないでしょうか。

大学受験がある・ないにしても中高一貫校の長い期間に留学体験ができることは少なからず中高一貫校のメリットでした。

しかし、コロナ禍での見えない留学事情はどうなっているのでしょうか?

週刊ダイヤモンドの2021年6月の記事では、「コロナ禍での国際教育」について、森上教育研究所の協力により各学校へアンケートを実施、121校(うち男子15校、女子34校で、残りは共学校)の回答が寄せられていますので、こちらをもとに下記まとめました。

留学について

留学(海外渡航)を伴うプログラムはどうしているか?

  • 延期している・・・・44校(高1予定を高2へなど後ろ倒し。3校に1校程度)
  • プログラム自体を中止・・・15校
  • 海外交流プログラムの内容に即し、オンライン等を利用して実施・・・50校(うち男子1校、女子21校)

留学の費用について

留学(海外渡航)を伴うプログラムは全員参加の場合は通常、毎学年積み立て制度を取っている中学校が多いです。

例えば、中学3年生の時に海外渡航する場合には、中学1年生から積み立てていく、という形です。

また、希望者参加型の場合は積立金制度はたいていありません。

この、積み立て制度があるかないか、どうしているかアンケートをとっています。

  • 積立制度がある・・・65校 ない・・・56校
  • 積み立て金を返金した・・・30校
  • 積み立てたまま、実施可能な日を待つ・・・19校
  • 代替プログラムに充当する・・・18校

留学に変わる国際交流プログラム

国際交流のプログラムはどうしているか?

  • 今迄のものだと困難な場合に、新たなプログラムを作成し始めている・・・約40校

この、国際交流プログラムでは、巣鴨中学校の具体例も挙げられていました。

2021年3月から1か月弱の間に実施したプログラムは、「Learning in Adversity (逆境における学び)」をテーマに、今年3月から1カ月弱の間に実施したプログラム「Double Helix(二重螺旋)2021」です。

巣鴨だけではなく、

  • 駒場東邦
  • 広尾学園
  • 市川
  • 鷗友学園女子
  • 豊島岡女子学園
  • 洗足学園
  • 南山女子部

の高校生にも呼びかけて50人ほどの参加者が、小グループに分かれてプレゼンの準備をしながら、芸術・言語・医療・免疫・歴史を専門とする5人のイギリス人講師とオンラインでセッションをしました。

参加費用は2万円でした。

また、 ライターの職場でコロナ禍で留学に行かせたママのお話では、学校は三田国際だったのですが、高校生で今年カナダへ留学へ行ったそうです。

オーストラリアやニュージーランドは現在渡航が出来ないということで、カナダに行かれたということ。

また、通常以上に大変だったということなので、準備やPCR検査や、ワクチンなどのことかと思います。

まとめ

私立中高一貫校【私立中学】のコロナ禍の留学事情や、国際プログラムの状況を一部お伝えいたしました!どこの学校も試行錯誤しながら色々とプログラムを考えているようです。

こういった動きは私立ならではではですね。

是非、今後の参考にしてください。

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