中学受験の際に、午前入試と午後入試どちらも同じ日の場合に実は想像しているよりも大変になることがあります。この記事では、事前に想定しうる問題などや、当日はどのように動くことがよいのか?昼食・1日の時間の流れなどの情報をまとめました。
午後入試を受ける理由
午後入試を受ける理由は希望の学校が午後にあるからが大前提となりますが、他の理由もあります。
例えば、塾の講師に勧められる場合です。
例としては、1日の試験が本命の場合で結果が3日の場合。2日の試験が午前中だけだと午後の時間を持て余してしまい、前日の試験を引きずってしまうことがある、ということで勧められるのです。
しかし、実際は体力がかなり消耗しますので、安易な理由で受験回数を増やすことはよくないということが経験上わかりました。
特に1日2つの受験の体力消耗は半端ではありません。
次の日の受験にも勿論その疲れは出てきてしまいます。
お子様・ご両親にとっては初めで最後の中学受験になるかもしれないので、体調や状況も含めて万全にするためには不必要な体力消耗はオススメしません。本当に必要である受験の場合で、どうしても1日2つの受験をしなければならない、という時にこちらを参考にしてもらえばと思います。
昼食や移動はどうする?
それでは、実際午前受験と午後受験を行う場合って昼食はどうするの?という質問があがります。
保護者からの声によると
- おにぎりなどを作って持って行き、校舎の待合室で食べた
- 学校の学食を使えたのでそこで食べた
- コンビニなどで購入し、移動時間に食べた
などがあげられました。
午前の学校・午後の学校によっては校舎の待合室や学食などが使える場合がありますので、場所も含めて必ず確認するとよいです。
これは、移動時間にも関わるのですが、移動時間が極端に短い場合は移動時間に食べるしかありませんし、移動時間が短くて余裕がある場合は逆にゆっくりとご飯を食べてもよいでしょう。
また、移動に関しても、電車やバスを使う場合、もしものことを考えて早めに次に受ける学校へ移動しておいたほうがよいです。
タクシーで移動する場合でも、渋滞に巻き込まれてしまうかもしれませんし、念には念を入れるくらいが丁度よい場合もあります。
受験番号は関係ある?
受験番号ですが、関係がある場合があります。
何に関係があるかというと、午前に受ける学校が終わって解散するときに
受験番号順に解散する場合があります。
その場合はインターネット出願を提出する際に出来る限り早く提出することで受験番号が早くなり、帰宅の際も早く帰宅出来て少しでも時間に余裕が出来ます。
受験番号順に解散しない学校もありますので、その場合は仕方ありませんが・・・。
ただ、8割くらいは受験番号の若い順に帰してくれますので、インターネット出願でも早い時間に申請することを推奨いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
午後受験は実際経験した人は皆さん本当につらかったという感想をもらっています。体力・気力の消耗なども含めて事前に考えるきっかけになればと思います。