緊急事態宣言が始まって1か月以上たちました。
これから塾へ入るお子さんも、今後塾を変えようか迷っている家族もいると思います。
完全なロックダウンもなくPCR検査も全数検査しておらず、感染者経路も追えなくなってしまった今、日本はこの先どうなるか全くわからなくなってしまいました。
塾の緊急事態宣言措置も、この1か月だけならまだしも、この先どのくらい休校が続くかわかりませんので、今後の対応が注目されます。
そんな中、各大手塾の現在の対応をHPの情報をもとにまとめてみました。これから塾を探している人、転塾を考えている人なども参考までにご確認ください。
SAPIXの休校対応
サピックスのHPの案内では、小学部では5月6日までのすべての授業を取りやめており、5月7日以降も5月31日までの授業を取りやめるということでした。
通塾生にはマイページにてお知らせがあるようです。
4月初めの段階の情報では
・教材の郵送
・動画の配信と学習アドバイスで自宅学習を進める事
・Eメールで質問を受け付けしてくれる
・授業料の返還はない
という形で進めていました。
対面授業もなく、授業料の返金もなく、一方的だという声からか、
5月7日よりZOOMで双方向オンライン授業を開始することになったのは朗報です。
こちらは、まだHPの情報にもあがっていないので、随時HPを確認してみてください。
四谷大塚の休校対応
四谷大塚では自宅でのオンライン授業受講・テスト受験をお願いしているようです。
オンラインのIT授業「予習ナビ」「復習ナビ」は、精鋭講師による、これまで以上に高いクオリティーと魅力のある授業へと次々と進化させるということ。
4月25日・26日の公開組み分けテストは自宅受験となりましたが、今後も生徒のために、ITをどのように活用してもらうか、最適な方法を検討していく、というコメントがありました。
早稲田アカデミーの休校対応
おそらく、多くの塾の中で一番動きは速かったかもしれません。
早稲田アカデミーでは、WEB会議システム「Zoom」を利用した双方向web授業(オンラインライブ授業)を既に実施しています。
5/7以降も当面の間オンラインライブ授業を続けるそうです。
また、「双方向Web授業」(オンラインライブ授業)との相互補完を目的とした「オンデマンド授業映像(録画した授業映像)」の配信に関しても準備されているそうです。フォローアップが嬉しいですね。
「双方向Web授業」は、現在無料で体験できますし、入塾金無料の特典があるようです。一度試してみる価値はあるかもしれません。
日能研の休校対応
日能研でも5月7日まで休校期間を延期しています。
基本的には
・授業は動画配信
・テストは自宅で受験をする
・ZOOMを使った質問教室
・4月の授業料25%返金
という対応を行い、保護者の評判はよかったようです。
臨海セミナーの休校対応
臨海セミナーでは4月8日から対面授業を停止し、映像授業中心とした新しい学習サービス「おうちでRinkai」に切り替えました。
5月9日までは「おうちでRinkai」での対応、その後は状況に応じて、対応が決定次第HPにて確認です。
現在のところは、
・授業は動画配信
・質問は電話にて
・問題やテストを自宅で実施し、提出
・今のところ、6月の授業料50%返金
という対応をしています。
無料体験もできるようなので、興味があるかたは試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一方的な動画配信やテスト送付などの対応には賛否がわかれているようでしたが、各塾とも、時間がない中、紆余曲折しながら対応に四苦八苦しているのが現状かと思います。
ご家族のかたは焦らず、各塾の方針や合格率などを見ながら塾を選んでください。