中学受験に必ずといってよいほど出題される漢字。
漢字の勉強方法は塾によって様々です。塾の教材がある中で、更に補完できる参考書や問題集はないか?という声から、本当に役に立つ漢字の参考書をご紹介したいと思います。
参考書にするならばサピックスの「SAPI✖漢」
漢字参考書では、違う塾にいてもおすすめなのがサピックスの「SAPI✖漢」です。
2020年度からの新学習指導要領に対応しており、新たに20字を加えた改訂版が3月に発売されました。
小学校で習う漢字1026字を学年別に収録した、オールカラーの漢字学習字典です。漢字のイメージが一目でつかめるイラストを見ながら、筆順・読み方・画数・用例などの基本学習を効率よく行えます。
購入者の声は
注意点がわかりやすい。改訂版を待ちにまっていました。本は大きいですが、内容がつまっていて、気をつけるポイントが分かりやすく記載されています。
塾の参考図書として購入。
書き順とかすっかり忘れてるので教えられず、あってるのに子供に「違うんじゃない?」って言って、子供も呆れ顔でサピ漢で調べるように。
名前も良い。「サピカンで調べてみよう」ってな感じで親しみやすく使ってる。親としてはシメシメ。
問題集ならば「漢字の要」
問題集でおすすめなのは、2011年に発売された本ですが、有名中学で出題された当時から過去8年分の問題を徹底分析して、入試の「要(かなめ)」となる頻出漢字を厳選したこの一冊です。
サピックス小学部の受験指導を活かした独自の構成・配列により、毎日くり返し学習すれば、有名中学に合格するための「漢字力」が身につくという優れものです。
購入者の声は
サピックスではない塾に通わせていました。
自塾の漢字テキストでは送り仮名を書かないでよいとされていましたが,志望校では送り仮名も出題されていたため,サピックスの書籍を購入しました。
出る順にまとまっていたこと,学習指導要領の範囲と超えるものを分けて記載されていたことが気に入りました。
(志望校では学習指導要領の範囲しか出題されませんでした。)
このテキストをやり込んだおかげで,漢字の得点率が上がりました。
漢字辞書ドリル6年生をやり終えたので
ちょっと難しいのをやってみよう!ということになり検索し購入してみました
特別休暇中、後半の1ヶ月かけて半分くらいまで終わりました学校・塾が始まり宿題が出ているのでそこで中断したままになっていますが子供が
「この漢字の本よくわからないけど、なんか良い気がする。
テストに結構出そうな気がする。」と言っていました。
「気がする」だけのようですけれど。。。
とにかく分厚いですし(私たち親子にとってはですが)漢字の数もはんぱなく多く感じられて、本を開いた瞬間からめげそうになりました。
先輩ママから、「要のステップ1」だけを完璧に覚えればだいたいの入試で出る漢字は点が取れるからといわれたので、子どもに1日に覚える数を決めるように言い毎日少しずつ始めたところだんだんと漢字が好きになってきたようです。
書店でも他の多くの漢字問題集があって、ざっと目を通したのですが、確かに、入試問題に対応するならこれが一番だと思いました。
始める前は、やる気なさそうにしていた子どもも、毎日の勉強のリズムができてくると覚えられるようになってきた!といって、よろこんでいて今では漢字が一番好きな勉強になりました。
この調子が続けばいいなと思っています。ありがとうございます!
小五の6月から始めました。
毎日見開き1ページをやっていくと、9月の公開テストで結果が出始めました。なかなか効果的です。
中学別漢字の出題傾向を一部紹介
下記に、「2019 【中学受験】 国語参考書|おすすめランキング!!」から抜粋した漢字の出題傾向を一部抜粋して紹介します。
1006字の範囲を超えて出題する学校 | 渋谷幕張・市川・早稲田・攻玉社・立教新座 中でも特に立教新座中は、小学校未習漢字(常用漢字のうち、中学1~3年の配当漢字)をあえて多く出題しているような傾向がありますが、step3まで手を広げることである程度は対応可能になります。時間の許す範囲で漢字攻略をすることで有利になる学校と言えますが、早稲田中では【サト-す[諭す]】【リュウシ[粒子]】【カイム[皆無]】を書かせる問題が出題されており、その難解さゆえ対策が難しいです。 |
1006字の範囲内だが、書きづらい漢字を出題する学校 | 鴎友学園・慶応中等部 |
漢字の出題数が多い(配点が高い)学校 | 学習院女子・栄光学園・駒場東邦・学習院中等科・慶応中等部 |
参考にしてください。
朝勉強の記事でも少し記載しましたが、頭をシャキッとさせるために、漢字練習を朝行ってもよいかもしれません。
毎日の練習が必ず知識の定着と結果に結びつくので、是非頑張ってください。