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6年生用時事

中学入試に出た時事問題2022年度の傾向まとめ

2022年度の国立・私立中学校の入試問題を分析した朝日小学生新聞。

2022年度に各学校で出題された時事問題は実際どのような問題だったでしょうか?このブログでも、時事問題に関して取り上げてきましたが、実際の問題はどうだったかをまとめました。

中学入試に出た時事問題:選挙に関しての出題をした学校

2021年の10月に衆議院議員選挙があったことや、2022年に参議院議員選挙がありますので、選挙のことを出題する学校が増加しました。

  • 学習院女子中等科
  • 渋谷教育学園渋谷
  • 東邦大学付属東邦
  • 慶應中等部
  • 本郷中学校
  • 筑波大付属駒場中学校

これらの学校があらゆる視点から、選挙を取り上げています。

細かい問題内容は、以下です。

問題例

  • 衆議院の選挙制度の名称を問う問題→小選挙区「比例代表」並立制を記述(学習院)
  • 衆議院の小選挙区(289議席)、と比例代表(176議席)それぞれの定数(議席数)(渋渋)
  • 架空の政党や得票数を示したうえで、ある政党の比例代表での当選者を答える問題(東邦大学付属東邦)
  • 自民党の岸田氏が総裁に選出されてからの流れを適切な語句を選ばせる問題(慶應中等部)
  • 内閣総理大臣のの経験者がそのときに実現した出来事を選択式で答えさせる(本郷)
  • 日本の選挙のしくみや選挙活動にかんする5つの文章を示し、正しい説明を選ぶ(筑駒)

先述しましたが、2022年には参議院議員選挙もありますので、2023年度の受験でも要チェックです!

特に、政治は面白くないことでなかなか興味を持てない場合が多いので、ライターの家では下記のように漫画や取り組みやすい本で興味を引くように努力をしました。

中学入試に出た時事問題:SDGsに関しての出題をした学校

ここ最近毎年出題されるのは国連が掲げているテーマのSDGsです。SDGsに関して詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にしてください。

17個の目標のうち、2022年度はジェンダー(文化や社会のなかでつくられる性差)に関連する出題が多くありました。

以下の学校で出題されています。

  • 浅野中学校
  • 開成中学校
  • 市川中学校

問題例

  • 日本が女性の社会進出の面で国際社会から遅れをとっていると指摘されることを前提として、この点にもっとも深い目標を選ぶ問題(浅野中学)
  • アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)について、内閣府の資料を用い、アンコンシャス・バイアスにあたる言動「母親なのに単身赴任?お子さんかわいそうね」という例を示し、この言動の背後にある母親に対するアンコンシャス・バイアスはどのようなものかを記述する問題。(開成)

つい先日も、英紙のランキングで、女性が働きやすい国のワースト2位になった日本。

まだまだ、こういった状況が続く限り、この項目もなくならなさそうですね。

(記事後半には2020年に出題されたSDGsの問題もあります。)

中学入試に出た時事問題:オリンピックに関しての出題をした学校

2021年の夏に開催された東京オリンピック(五輪)、パラリンピックも頻出されました。

  • 巣鴨中学校
  • 中央大学付属中学校
  • 大妻女子中学校
  • 国府台女子学院中等部
  • 早稲田中学校

問題例

  • 情報をわかりやすく伝えるテーマや記号の名称は?(ピクトグラム)(中央大学付属)
  • 福島が聖火リレーのスタート地点となった理由は?(大妻、国府台女子学院中学部)
  • 1956年のオーストラリア・メルボルン大会とくらべ、参加国・地域が増えた理由は?(アフリカ大陸の国々がヨーロッパ諸国から独立したため)(早稲田)

中学入試に出た時事問題:その他

その他には、新型コロナウィルスや東日本大震災から10年たったため、震災のことに関して触れる学校もありました。

以下は、2020年の時事問題として出題された問題です。あらためて参考にしてみてください!

【過去】 中学入試に出た時事問題: SDGsに関しての出題をした学校

過去からも環境問題については取り上げられていましたが、2020年も同じく地球環境を話題にした問題、SDGsなどが多数出題されていました。出題していた学校は

  • 筑波大付属駒場中学校
  • 国府台女子学院中学校
  • 同志社中学校

などがあげられます。内容は、

・プラスチックごみが海に流出する量を減らしていく方法を問い、あやまっている説明として「日本国内で回収されたペットボトルを外国に買い取ってもらう」を選ばせる。(東京・筑波大学附属駒場中)

・プラスチックのごみを増やさないために、どのようなことに取り組めばよいか、受験生自身の考えを記述。(千葉・国府台女子学院中学部)

・国連が2030年までに達成すべきと掲げる17の目標や、その達成のための取り組みをあらわすものとして「SDGs」を選択。(京都・同志社中)

などです。地球環境に関しては2021年もおそらく取りあげられる問題となりそうです。

【過去】中学入試に出た時事問題:改元

2019年の大イベントの1つが「令和」への改元でした。これに関して出題した学校は

  • 浅野中学校
  • 海陽中等教育学校
  • 桜蔭中
  • 慶應普通部
  • 学習院中等科

他です。

内容は

・「万葉集」を記述させる。(神奈川・浅野中、愛知・海陽中等教育学校)

・一代の天皇が在位中は同じ元号を使う一世一元の制が取り入れられた時期が何年前であったか、もっとも近いものを選択式で問う。(東京・桜蔭中)

・名称に元号がもり込まれた歴史上の出来事として、「承久の乱」「応仁の乱」「弘安の役」などを問う。(長野・佐久長聖中)

・平成2年(1990年)のドイツ統一、平成23年(2011年)の東日本大震災など、平成を振り返る出題。(東京・学習院中等科)

・大日本帝国憲法と日本国憲法における天皇の規定を答えさせる。(奈良・西大和学園中)

・日本国憲法での天皇の国事行為に関して出題。(神奈川・慶応普通部、京都・京都女子中)

このような問題が出題されていました。わりと予想通りな部分もありました。

【過去】 中学入試に出た時事問題: 消費税に関しての出題をした学校

消費税に関して出題をした学校は

  • 開成中学校
  • 明治大学付属明治中学校

他です。

内容としては、

・酒類・外食をのぞく飲食料品と、定期購読契約が結ばれた週2回以上発行される新聞に対する税率が8%のままであると示し、一部の商品にかけられるこうした税率として「軽減税率」を答えさせる。(東京・開成中)

・軽減税率を導入した目的として「家計に占める生活必需品の割合が高くなる低所得者層の税の負担をやわらげるため」と記述させる。(東京・明治大学付属明治中)その他には日本で初めて取り入れられた時の税率や、税金の種類(直接税や間接税)も定番で出されていました。

です。

消費税に関しては、内容を理解していれば点数はとれる項目だったでしょう。

【過去】 中学入試に出た時事問題: 世界遺産に関しての出題をした学校

世界遺産も定番で出されますが、去年は大阪府であらたに登録された古墳群がありましので、頻出された問題でした。

  • 浦和明の星女子中学校
  • 愛光中

などで出題されています。

出題内容としては、

・百舌鳥・古市古墳群の正しい説明として「百舌鳥・古市古墳群には、おもに5世紀につくられた巨大な前方後円墳が集まっている」を選択させる。(埼玉・浦和明の星女子中)

・地図を示し、富岡製糸場(富岡製糸場と絹産業産群)や八幡製鉄所(明治日本の産業革命遺産)の位置などを出題。(愛媛・愛光中)

でした。

まとめ 時事問題をとくための勉強はいつから?

いかがでしたでしょうか。

だいたい時事問題に関しては、年度末に各出版社から出される時事ニュースのテキストを押さえておくと間違いないです。

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引用:PRタイムス

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