難関校へ合格した多くのお子さんが実践しているのが「朝学習」。実際の朝学習のメリットや実態はどうなのでしょうか?アンケートを元に分析します。
朝学習のメリットとは?
入試の開始時刻はとても早いです。
早いところでは午前8時半に開始します。
ということは、それだけでも本番に向けて早い時期から朝方にしておくことはとても重要です。
また、朝学習にするということは夜早く眠るということ、夜に睡眠時間をしっかり確保すると、学校や塾の授業中に眠くなることもなく、集中して勉強が出来ます。逆に睡眠不足が続くと免疫力が下がり、ストレスがたまりやすいという研究結果も発表されています。
ですので、実際朝学習はメリットしかない、と、言えるでしょう。
朝学習の実態は?
では、朝学習をしていた家庭はどのくらいの割合でいるのでしょうか?四谷大塚2019年3月に実施したアンケート(中学1年生保護者129人)の結果を一部ご紹介します。
◆受験期間中、朝学習をさせていましたか?
◆朝学習により、学力はアップしましたか?
アップした | どちらかといえばアップした | 変わらなかった |
35.5% | 48.4% | 16.10% |
アップしたと回答された方が過半数という結果でした。
◆子供が朝学習を始めたのはいつからですか?
思ったより早い時期から始めているかたも多いようです。
◆6年生の時の朝学習の時間は?
6年生になるとほとんどが朝学習をしています。ほんの少しでもよいので習慣づけられたらよいですね。
朝学習が出来るようにするには?
朝学習にメリットしかないことはご理解いただけたかと思うのですが、
ただ、実際問題塾からは夜遅くに帰ってきて、眠るまで時間がかかって結局なかなか朝方に出来ないのが現実かと思います。
そのような場合、どうしたら朝学習が出来るようになるか?いくつか塾の先生のアイデアやご両親のサポート方法を調べたところ、
- 早起きの「目的」をつくる。(例:好きな本を読む、散歩をする、料理をする、犬の散歩をするなど)
- 朝学習が出来たら何かご褒美を。(ゲームやテレビなどがよい家庭もあり)
- 両親が一緒に早起きして付き添ってあげる
これらを実際に行って達成できた家庭が多かったようでした。
是非参考にしてみてください。
まとめ
夜に塾がある以上、なかなか朝方にするのは難しいものです。徐々に習慣づけて当たり前になるようには時間がかかるかもしれません。是非、ご家族で前向きに取り組んでみてください。
朝学習に最適な勉強方法の記事はコチラになります。あわせて、朝学習の参考にしてみてください。