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小学校高学年向け読書感想文にもおすすめ5選!有名私立中学国語教師も選んだ本とは?

夏休みの読書感想文があるお子様もないお子様も、夏休みには読書1冊くらいは完読してほしいという親の願いもあります。

また、中学受験をするならばより国語の力が付くのが読書です。

そこで、この記事では、最難関私立中学校の国語の先生がオススメの本を3冊と、他いくつか抜粋してご紹介したいと思います。

小学校高学年にとっての読書とは

小学校高学年になると、ある程度読むことが出来る本の幅が広がります。また、主人公に自分自身を置き換えてみたり、本から新しいことを吸収することが出来始める年齢でもあります。多く時間がとれるタイミングで、あらゆる文学に触れる事はとても良いことだと思います。

小学校高学年におすすめの本は?

そこで、最難関私立中学校の国語の先生からのおすすめ本をここではご紹介したいと思います。

きみの友だち 重松清

「きみの友だち」は、恵美と由香の友人関係を軸に、子供たちの群像を描いています。登場人物一人一人のどこかに必ず共感できる部分があるでしょう。友達の本当に意味を考えさせてくれる一冊です。重松清さんの本はこの本のほかにも「くちぶえ番長」なども小学4年生が主人公で友情を感じられるいいお話です。

読んだ人の声を一部紹介いたします。

小6の娘が小学校か塾の教科書に一部話が載っていて続きがよみたいと、同じ重松清さんの「その日のまえに」を買ってというので購入しようといろいろ見ていたら、こちらの方が彼女には内容が興味深いのではないかと思い、購入しました。手にすると「ふーん」とリアクションが薄かったのですが、その晩「その日のまえに」そっちのけで読んでました。おもしろいそうです。

やはりいつまでたっても友。青春時代の心情は微妙なもので、数十年経った今、勘違いに気づかされる事があります。
あの頃を思い出せて良かった思います。
今の子供達も色んな思いの中、精一杯頑張っていると思う。
この本できっと何かのヒントになればと思います。

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博士の愛した数式 小川祥子

2006年に映画となった言わずと知れた物語です。

事故で80分しか記憶をもたない老数学者、家政婦とその10歳の息子の交流を描いた作品です。10歳、小学校高学年である息子の気持ちになることもできますし、数字が沢山でてくるので、数学好きには楽しいでしょうし、苦手さんにも興味をもってもらえるかもしれません。

読んだ人の声を一部紹介いたします。

子どもの数学苦手意識を解消出来るかなと購入。
でも、それ以上の効能が…。
ギスギスした気持ちに効きます。

数式に興味がなくても野球に興味があれば読める本だと思います。子供を慈しみ庇護する「大人の存在」がいかに重要であるか、また相手とコミュニケーションをとる為には相手が興味のある事でアプローチして行く事がいかに必要か。「共有の時間を共に過ごす」って本来はお互いの世界に愛情を持って寄り添う事なんだよネ。そんな素敵な事を教えてくれた本だと思います。

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ピエタ 大島真寿美

18世紀のベネツィア。「四季」の作曲家・ヴィヴァルディは、ピエタという孤児院で音楽を教えていました。当時教え子だったエミーリアは時を経てその施設で音楽の先生になります。ある日、恩師の訃報をきっかけに子供の頃の音楽や友情を思い返す、というお話です。

読んだ人の声を一部紹介いたします。

史実に基づいて書かれたストーリーという事ですが、当時のベネチアの様子、ヴィヴァルディについて知り得ました。読み易く、素敵な内容でした。

作曲家ヴィヴァルディが教会(ピエタ)で育った捨て子たちに、バイオリンを教えていた、とうい
実際の史実をモチーフに描かれた小説です。
描写にひきこまれ、情景が脳裏に浮かび、あっという間に読み終えました。
音楽の知識は必要なく、当時を生きる人々の優しさや心の葛藤などが描かれています。
ラストは穏やかな冬の陽だまりのようなシーンで締めくくられていて良かったです。

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ここからは私立中学の先生ではなく、私立難関校入学した中学生が高学年の時に読んだオススメの本をご紹介したいと思います。

星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚  小前亮

中学の教科書にのっている偉人・伊能忠敬。
日本地図の基本をつくった人ですが、戦国武将や維新志士の人気ぶりに比べると、その活躍はあまり知られていません。
『星の旅人』は、行方不明の父親を探す少年・平次の視点から、忠敬の地図づくりの道のりを追う新感覚歴史小説。現代の技術などない江戸時代、自分の足で日本全国を歩き、正確な地図をつくった忠敬の人生は、現代を生きるわたしたちに、地道な努力の大切さを教えてくれます。歴史への理解が深まる1冊です。

読んだ人の声を一部紹介いたします。

測量の話だけではなく、物語を楽しませる謎もあり。時代背景や測量技術、伊能忠敬の人物像がよく分かる豆知識がありますので、物語をより深く理解することができます。2019年中学生の課題図書になっていましたが、大人向けでも十分な内容です。

小中学生に向けた伊能忠敬についての入門編のような構成で、天文・測量・蝦夷地・地図の4章に大きく分かれている。各章の間に、その時折の幕府や世間の様子、道具、天文についてイラスト付きの簡単な解説が入り分かりやすい。測量仲間の平次についてはフィクションの存在で平次が蝦夷地で行方不明の父親を探すストーリーも加えていて最後は暗号も出てくるし、ミステリー要素もあり。速攻で読了できる本。

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円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 鳴海風

円周率3.14が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解明しようとした数学者がいた。彼の名は、関孝和。円周率の計算や、筆算による計算の発明など、数々の偉業を残し、日本独自の数学・和算を、世界と競えるレベルにまで押し上げた彼の、少年時代からの物語。

小学校5年生の算数の教科書(円の単元)に、必ずといっていいほど登場する関孝和ですが、その業績については、ほとんど触れられていません。彼の少年時代から壮年時代にかけての物語を通して、当時の数学・和算や関の業績について、わかりやすく伝えていきます。関孝和を題材にした初めての児童書。

これを読んで算数が好きになるきっかけになるかもしれません。

読んだ人の声を一部紹介いたします。

小学生高学年の息子に買いました。すぐ読んで面白かったようでした。

数学の難しい話が多いのかと思いきや、そうでもなく非常に読みやすいものでした。
数学の内容というよりは伝記のような感じであまり数学が得意ではない方でも大丈夫かと思います。私もそうですが。
高学年ぐらいの子供でも読めそうですし、大人でも十分に楽しめると思います。

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まとめ

どちらの本のレビューも高評価でした。この夏、是非一度お試ししてみてください。

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