中学受験当日の朝食。管理栄養士さんのアドバイスや塾のアドバイスなどの記事を参考にしてはみるものの、
意外とすべての集めた情報を朝ごはんに詰め込もうとして、失敗した人も・・・・。
そんな中、どういった朝ごはんを準備したらよいのか?記事にまとめました。
中学受験当日の朝食・食べる時間は?
受験当日の朝。実はいつもと違ってとても早起きではありませんか?
例えば、8時半集合の場合。電車の乗り換えやもしものハプニングを考えた上で
30分以上前には着くと考えると、1時間くらいの場所ならば6時に起きることになります。
管理栄養士さんのお話では、試験開始前の3時間前に朝食をとることが脳のためによいとのこと。
そうなると、上記の場合は5時半に食べることになります。
これは、胃腸の動きが緊張により悪くなったとしても、
3時間あれば試験のタイミングでは消化し終わって、脳のエネルギー源にすることが出来るからだそうです。
ただ、いつも早く起きていないのに、当日いきなりこの時間におなかがすくか?というと、それはわかりません。
子供のいつもの食生活や子供の当日の体調によって変わってきます。ですから、食べる時間は一つの目安として覚えておくとよい・くらいに考えましょう!
中学受験当日の朝食・食べるメニューは?
中学受験の当日だから、特別な日。かつ丼で、縁起を担ごうかしら?!
といって、かつ丼を受験当日に朝食のメニューに出して、試験中におなかを壊してしまった悲しい経験があった家庭も。。
確かに、豚肉のビタミンB1は炭水化物と一緒にとると、効率よくエネルギーに代わるのでよいとはいえ、
揚げ物は消化があまりよくないので、朝からは避けましょう。
また、普段から食べなれないものを食べると胃がビックリしちゃいますし、緊張している子供だと思うと尚更なので、
基本的にはいつもの朝ごはんの8割を心掛けるとよいです。また、これから試験日までに「いつもの朝ごはん」のパターンに当日出す予定のメニューを入れておく、という手もあります。
因みに、栄養士さんから聞くと、素早く脳のエネルギーになるためには、
炭水化物(ごはん・パン・麺類など主食類)と、ビタミンB1の多い食品(大豆やごまやのりなど)を一緒に食べましょうということでした。
炭水化物だけだとエネルギーに変換されるのに時間がかかるみたいです。メニューの提案としては、
- ごはんやおにぎりとお味噌汁、のりの佃煮、お豆腐などの和風セット(炭水化物+ビタミンBa1)
- サンドイッチ(ハムやベーコンを入れて)とバナナの洋食セット(炭水化物+ビタミンBa1)
- 豆のスープとサラダ(ハム添え)とバナナのさっぱりセット(炭水化物+ビタミンBa1)
このような組み合わせをご提案します。あとは、ご自宅の色を付けて、量を調整し、お子様の当日の元気度にあわせてあげてください。
まとめ
中学受験の当日の朝食、色々と想像してもらえましたでしょうか?
もうすぐ目の前の中学受験。朝ごはんのことも今から少し考えておくと、本番近くに慌てなくてよいかもしれませんので、頭の片隅へいれておいてください!